沖縄県福祉サービス第三者評価事業評価結果 第2かぐらこども園

ページ番号1006864  更新日 2024年1月11日

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基本情報

  1. 事業所名:第2かぐらこども園
  2. 経営主体:社会福祉法人わかめ福祉会
  3. 所在地:沖縄県那覇市宇栄原3-16-13

第三者評価結果の概要

総評

特に評価の高い点

1.「教育・保育の見える化」に力を入れている

こども園は、コロナ禍で保護者がなかなか保育室まで来られず教育・保育の様子や子どもたちの作った制作物が見られないとの思いを受け止め、「教育・保育の見える化」に力を入れている。玄関先での制作物の展示や玄関先にタブレットを置いて0歳児の遊んでいる様子、食事の風景、跳び箱の練習の様子などを動画にして流し、保護者に教育・保育内容を伝えている。また、ホームページのフォトアルバムで誕生会、歯科検診、クッキング等教育・保育の様子を見える化している。

2.業務改善で働きやすい職場づくりに取りくんでいる

法人の合い言葉「みんな仲良く、楽しく、定年まで!」をモットーに、業務改善に取り組んでいる。パソコンを3台購入し保育室で記録や事務がとれるようになった。また、昨年(令和2年)から子どもたちの卒園、進級時のアルバムを手作りからパソコンを使用したフォトブックにして、アルバム作成の改善を図っている。

3.保育者一人一人が法人の理念、指針、目標を共通理解して教育・保育内容に反映させている

保育者への研修が園内外で定期的に行われて「望ましい理想の職員像」に近づく取り組みを行っている。新人研修、階層別・年齢別研修などきめ細かに研修内容を計画し実践している。そうした取り組みにより保育者の姿勢に一貫性がみられ、教育・保育内容の充実につなげている。

改善を求められる点

1.園長不在時の権限委任について文書化することが望まれる

こども園の責任者として園長の役割と責任を就業規則と運営規程で明記されているが、園長不在時の権限委任についての記載がないため、今後明確化が望まれる。

第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント

最初に、コロナの渦中にも関わらず、本園の調査・分析、度重なる対応とご指導に、職員一同心より感謝申し上げます。そして、第三者評価受審するにあたり、入園・進級間もない4月下旬に実施したアンケートに協力頂いた保護者の皆様に感謝いたします。
3年前に初めて第三者評価を受審しました、その際にも様々な気付きがあり、いろいろ勉強させて頂きました。今回の受審はこども園に移行して初めてになりますので、こども園として学ぶ点が多くありました。また、園運営や組織的な体制について、特に全職員で考え直す良い機会となりました。ご指摘いただいた園長不在時の権限委任について文章化することが望ましい点について、これまで利用保護者に向けた保育・教育の見える化を考えてまいりましたが、全てにおいて、細かく見える化・明確化することの重要さにも気づくことが出来ました。また、全職員で共通理解するための時間が設けられたことに感謝し、これからも日々学ぶ姿勢とパイオニア精神で、子ども、保護者、地域に愛される園を目指し職員一同頑張ります。

評価結果の詳細

第三者評価機関

一般社団法人沖縄県社会福祉士会

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このページに関するお問い合わせ

沖縄県 生活福祉部 福祉政策課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2
電話:098-866-2164 ファクス:098-866-2569
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