さとうきびの栽培管理
施肥(せひ)
さとうきびは栽培期間が長いので、緑肥や堆肥などを畑に投入して土づくりを行います。
太陽の光エネルギーと水だけでは栄養を十分に満たせないので、化成肥料などを施用(せよう)して生育を促します。
化成肥料の使い方
基肥(もとごえ、きひ)
植え付け前または植え付け時に土壌に混ぜて使います。
追肥(ついひ)
株から5~10cm程度離して与えた後、土を軽くかぶせます。さとうきび栽培の場合、平均培土と高培土の時などに合わせて与えます。
速効性肥料と緩効性肥料
化成肥料の中でも、肥料の効きが早い(短い)ものと、ゆっくり効くものがあります。さとうきびは栽培期間が長いので、最終施肥の時は、緩効性肥料を使うと効き目が長持ちして肥料切れを防ぐことが出来ます。
速効性肥料(そっこうせいひりょう)
肥料効果は15日から30日程度、溶けやすく雨で流れやすいです。
多量(または長期)の雨で地下などに流れやすいので、何回かに分けて施肥するとよいでしょう。
(硫安、化成804、化成877など)
緩効性肥料(かんこうせいひりょう)
肥料成分のうち、窒素成分がコーティングされていて、ゆっくり溶けながらじわじわ効きます。
(追肥名人、夏きび一番、春きび一番など)
関連リンク
このページに関するお問い合わせ
沖縄県 農林水産部 宮古農林水産振興センター農業改良普及課
〒906-0012 沖縄県宮古島市平良西里1125 宮古合同庁舎1階
電話:0980-72-3149 ファクス:0980-72-9751
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。