さとうきびの培土(ばいど)の時期はいつ?
さとうきびを植えた後、雑草防除や芽出し肥(めだしひ)の作業を兼ねて培土時期が早くなり、減収している例が見られます。早すぎる平均培土は、分げつを抑え、茎数が減るので、減収の原因になります。『適期に平均培土』を行い、高単収を目指しましょう!
培土とは?
株元に、厚く土をかぶせること。
培土によって、地下節数が確保されることで、各節からの発根が促され、成長したさとうきびが倒れにくくなります。雑草をおさえる効果もあります。おおむね2回作業をします。
1回目の培土を、平均培土(へいきんばいど)といいます。
2回目の培土を、高培土(たかばいど)といいます。
培土の時期は?
平均培土は、すべての茎の長さ(葉の長さは含まない)が10cm以上になってから高培土は、茎の長さが50~70cm程度になってから作業をしましょう。
作型 |
植え付け |
平均培土 |
高培土 |
---|---|---|---|
夏植 |
8~9月下旬 |
10~11月 |
翌年2~4月 |
春植 |
2月中旬~3月 | 3~5月 | 5~7月 |
株出 |
― | 4~5月 | 6~7月 |
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