さとうきび収穫後の管理
さとうきびを収穫した後は、株出栽培をしますか?それとも、畑を更新して春植や夏植をしますか? 事前に決めて、早めに作業をしましょう!
株出管理の作業
春植に更新する場合の作業
もし、前作が単収が低かったなら、株出栽培をせずに、更新することを検討しましょう。
作業には、どんな効果があるの?
株ぞろえ
収穫後に地上部に出ている芽から萌芽(ほうが)すると、後々欠損することがあります。残っている茎を地際(ちぎわ)で切りそろえて、後の高培土で覆土(ふくど)できるようにしましょう。地表から5cm下に刈り戻すと、高培土しやすくなります。(植え付けの時の深さが浅い畑では不可)
根切り
古い根を切り、新しい根の発生や伸びを促し、収穫できる株幅に調整します。
心土破砕(しんどはさい)
土の中の固い層を壊すことで、水はけを改善し、根の張りを良くします。
中耕(ちゅうこう)
固くなった畝間を耕すことで、水はけが良くなります。また、土が砕かれ軟らかくなり、小型トラクタ(ブルトラ)での作業がしやすくなります。
堆肥散布、緑肥播種
有機物を投入し土づくりをすると、肥料分が供給されるなど地力が増します。
緑肥の栽培については、さとうきび栽培の土づくりをご覧ください。
詳しくは「さとうきび栽培暦」がありますので、関係機関(普及課、JA、製糖工場)にご連絡下さい。
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このページに関するお問い合わせ
沖縄県 農林水産部 宮古農林水産振興センター農業改良普及課
〒906-0012 沖縄県宮古島市平良西里1125 宮古合同庁舎1階
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