沖縄県福祉サービス第三者評価事業評価結果 みずきこども園

ページ番号1006910  更新日 2024年1月11日

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基本情報

  1. 事業所名:みずきこども園
  2. 経営主体:社会福祉法人わかめ福祉会
  3. 所在地:沖縄県那覇市松川2丁目3-10

第三者評価結果の概要

総評

特に評価の高い点

1.子どもが心地よく過ごせる環境を整備している。

こども園では、ベランダに暑い日差しを遮断する日よけネットを取り付けるなど、子どもが心地よく過ごせるよう環境に工夫している。ベランダの一角では、子どもがプランターに植物や野菜を植え付け栽培し、収穫した野菜を材料にみんなで協力して調理するクッキングの食育活動に取り組んでいる。又、2階、3階には、広々とした絵本コーナーがあり、(今年はコロナ禍で実施されていないが)迎えに来た保護者と子どもが自由に絵本を読んで過ごしたり、制作した作品を展示したりと、くつろげる環境が整備されている。

2.利用者の訴えを丁寧に聴く姿勢が徹底している。

利用者からの声を大切にし、園の教育・保育に反映できるよう日頃から意識を高める体制に尽力している。行事後や毎年の定例のアンケート結果だけでなく、連絡帳の記載や送迎時に聞かれる訴えを一つ一つ丁寧に拾いあげ、改めるべき点は組織として早急に対応し報告を行っている。また、良かった点として頂いた声も正のフィードバックとして記録し、職員に共有できる仕組みがある。

3.人材育成・職員研修が充実している。

こども園では、職員の教育・研修に力を入れており月1回の園内研修、年3回の法人合同研修会で職員の教育・保育の質の向上を図っている。特に園内研修では研修委員会のメンバーが中心となり新人若手、中堅、リーダー層に合わせた具体的な研修を企画し、新人職員に対しては入職3年目の職員がOJTを行うなど、経験年数の近い職員に相談できる雰囲気作りを行い双方の成長を図っている。今年度はコロナ禍の影響で運動会等の行事を規模縮小して実施しているが、この機会を活用して新人職員に行事進行の一部を任せてみるなど職員育成に取り組んでいる。

改善を求められる点

1.総合的な人事管理と目標管理に関する取組が期待される。

こども園では法人の理念・基本方針に基づき「望ましい理想の保育教諭像」を策定している。“笑顔”など10の項目についてわかりやすく具体的な行動や職員像が記載され、職員に周知が図られている。就業規則等を活用して一人ひとりの職員の課題、経験年数に応じた目指してほしい姿等を説明している。人事考課を考慮した人事管理規程を整備中とのことであり、今後の取り組みが期待される。
又、職員の目標については、階層別に「求められる職員像」を示しながら、年2回個人面談を行い目標到達度の確認と見直しを行っている。職員個々にファイルを作成して普段は職員自身で管理することで自分の目標を確認し振り返ることができるようにしている。目標管理に関する取組を見直しているとのことで、今後の整備に期待をしたい。

第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント

初めて第三者評価を受審し、自己評価をする中で自園に足りなかった点、課題が見え、たくさんの学びを得ることが出来ました。また、職員と情報を共有し理解することの大切さと全てにおいてのPDCAサイクルの重要性を深く感じました。
今回の受審を更なる改善策を見出す機会として、より質の向上を図ると共に今後も取り組んで参りたいと思います。

評価結果の詳細

第三者評価機関

一般社団法人沖縄県社会福祉士会

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このページに関するお問い合わせ

沖縄県 生活福祉部 福祉政策課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2
電話:098-866-2164 ファクス:098-866-2569
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