平成18年度大渡海域
大度の海岸域から後背地は、ほとんどがサトウキビ畑となっている。大雨時には、真栄平あたりの農地からの表流水が地下水脈に流れ込み、大度の洞穴からは濁水が湧出、側溝から大度礁池の定点No.1付近に流出する。
梅雨後(6月)調査
各定点とも薄い泥の堆積が見られ、西側に位置するNo.1で最も高い値を示しました。
台風後(10月)調査
各定点とも梅雨時に比べて、SPSS値が減少していました。
経年変化
本海域においては、台風後に若干SPSS値が減少するものの、年間を通してSPSS値に明確な変動はみられません。大度海岸は沖合に干瀬が発達していますが、東西のクチ(干瀬の切れ目)からの海水交換により、浄化がなされていると考えられます。
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