平成18年度石川川河口域
石川川は延長2.7km、流域面積1,031haと比較的小規模の河川です。北部の背梁山地の石川岳から連なる丘陵地となだらかな石灰岩台地が上流域にあたり、金武湾に注いでいます。海岸部に石川市街地、その背後は農地としてサトウキビを中心とした畑が大部分となっており、流域の北側及び東側には土取場やその跡地が存在します。
梅雨後(6月)調査
梅雨時における河川からの激しい赤土等流出を反映し、各定点において、海水は濁り、海底上では厚い泥の堆積が見られました。
台風後(10月)調査
台風後は各定点とも大きくSPSS値が減少しており、海底に泥はほとんど見られませんでした。
経年変化
本島西側海域におけるSPSSは、例年、梅雨後に高くなり、その後徐々に減少し、冬季に低くなるという推移傾向を示しています。石川川河口域も、この傾向に沿ったものとなっています。
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