平成18年度アージ島海域
アージ島海域は南城市志喜屋から百名の間にあり、新原ビーチに隣接し、海岸域からつながる小島(アージ島)となっています。土地の利用状況はサトウキビ畑がほとんどなっています。
梅雨後(6月)調査
排水溝前のNo.1定点で濁りが見られ、海底上をはたくと泥のまいあがりが見られました。また、他の2定点においては、薄い泥の堆積が見られました。
台風後(10月)調査
No.1及び3の定点では、梅雨時に比べてSPSS値が減少しましたが、No.2定点では梅雨時の調査と同じ値を示しました。
経年変化
本海域においては、梅雨後にSPSS値がわずかに増加、その後、台風時にわずかに減少する傾向が見られます。しかしながら、本島西側海域に見られるような明確な推移傾向は見られません。
アージ島海域は沖合に発達した干瀬があり、礁池内となっていることから、礁池水路からの拡散となっていると推測されますが、アージ島周辺海域全体としては浄化能力が弱いことが推察されます。
このページに関するお問い合わせ
沖縄県 環境部 環境保全課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟4階(北側)
電話:098-866-2236 ファクス:098-866-2240
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。