令和元年6月11日　「沖縄子どもの未来県民会議令和元年度第1回総会」あいさつ

はいさい、ぐすーよー、ちゅううがなびら。
「沖縄子どもの未来県民会議　令和元年度第1回総会」の開催に当たり、一言ご挨拶いたします。
本日は、お忙しい中ご出席いただき、心より感謝申し上げます。

今年の3月に発表しました県民意識調査では、県が重点的に取り組むべき施策の1位に「子どもの貧困問題対策の推進」との結果が出ており、県民からの強い関心と高いニーズが示されております。

沖縄県においては、今年の3月に「子どもの貧困対策計画」を改定し、つながる仕組みの構築やライフステージに応じた支援策に加え、雇用の質の改善等に向けた内容を盛り込み、誰一人取り残すことのない社会の実現に向けて施策の充実を図ったところです。

子どもの貧困の解消を目指し、官民一体となって取り組みを進めている「沖縄子どもの未来県民会議」も平成28年6月の設立から3年を迎えます。

この間、企業や県民の皆様から1億円を超える多額のご寄付が寄せられ、児童養護施設等を退所し大学等に進学する子どもたちへの給付型奨学金や、県民会議の会員が協働で取り組むジョイントプロジェクトなど子どもたちの夢と希望を支える取り組みが実施できているのも、県民運動だからこそだと強く感じております。

今後とも、引き続き官民一体となり県民運動として、子どもの貧困対策に取り組み、子どもたちへ十分な支援が行き届くよう、県民会議会員の皆様に重ねてご理解とご協力をお願いし、私の挨拶とさせていただきます。

いっぺー、にふぇーでーびたん。

令和元年6月11日
沖縄子どもの未来県民会議会長
沖縄県知事　玉城　デニー