令和4年10月31日 第7回世界のウチナーンチュ大会開会式 主催者あいさつ

ページ番号1001523  更新日 2024年1月11日

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はいさい ぐすーよー ちゅーうがなびら
しけーぬウチナーンチュぬぐすーよー、うんじゅなーぬふるさとぅんかい、うちなーんかい、ゆーっちくぃみせーびたん。うむどぅびみせーびたん。
146万県民や、ぐすーよーぬ むどぅてぃめんせーし待ちかんてぃーそーいびーたんどーさい。

デービッド・イゲ アメリカ合衆国ハワイ州知事、セイコウ・ルイス・イシカワ・コバヤシ ベネズエラ・ボリバル共和国特命全権大使をはじめ、国内外から多数の来賓をお迎えし、「第7回世界のウチナーンチュ大会」を沖縄県の本土復帰50周年を迎えた今年、このように開催できますことを大変嬉しく思います。

本来であれば、本大会は、昨年、2021年に開催する予定でありましたが、世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大により1年延期となりました。

今なお続く、コロナの影響や様々な事情で来県が叶わない皆様も参加できるようオンラインも含めた開催となります。本日は世界22の国と地域から、多くの皆様に御参加いただきました。また、オンラインでも国内外の方々に御参加いただいております。県民を代表し心より歓迎申し上げます。

本日、10月31日は、私達ウチナーンチュのアイデンティティのひとつであった首里城の火災からちょうど3年となります。あの悲しいニュースが世界中をかけめぐった直後から、国内外の県人会を中心に首里城再建への熱い思いがこもった寄付が寄せられ、私達は、改めてウチナーンチュは、ここ沖縄に住んでいる146万人だけではなく、世界中の42万人を合わせたものだということに気付かされました。11月3日には起工式が催され、いよいよ首里城正殿の復元が始まります。

わが県が初めて海外移民をハワイに送り出してから、120年余りの時が流れました。私達ウチナーンチュは、持ち前の明るさと互いに助け合うチムグクル、不屈の精神で多くの困難を乗り越え、今日、世界中のウチナーンチュたちと、時空を越えてこの場で再会しています。久しぶりの再会や新たな出会いに心を躍らせ、魅力あふれる沖縄の自然、文化、街並み、ユイマール、イチャリバチョーデー、チムグクル、たっぷり満喫していただきたいと思います。

私達にとって、沖縄の青い空や青い海、世界自然遺産となったやんばるや西表の自然、琉球王国時代から続く独自の歴史や文化・伝統はもちろんのこと、各国社会の一員とし活躍しているウチナーンチュが大きな誇りであり、ウチナーネットワークはかけがえのない財産です。その素晴らしさを改めて感じていただく機会となることを期待しています。

結びに、今大会がコロナウイルス感染症の影響を受けられた皆様へのエールとなること、また本土復帰50周年、首里城復興、コロナからの回復に向けた新しい沖縄県の出発点、象徴となるとともに、世界のウチナーンチュのますますの御健康と御繁栄を祈念申し上げ、開会のあいさつといたします。

いっぺーにふぇーでーびる。
ありがとうございます。
¡ Muchas gracias !(ムチャス グラスィアス)
Muito Obrigado !(ムイト オブリガード)
Thank you very much !(サンキュー ヴェリー マッチ)

令和4年10月31日
第7回世界のウチナーンチュ大会実行委員会会長
沖縄県知事 玉城 デニー

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