フレッシュ教員からのメッセージ(中頭)

採用されてまだ間もないですが、ガッツと子どもたちへの思いは誰にも負けないルーキーたちから教諭を目指す方々への熱いメッセージです。

中頭地区中学校で採用の大城教諭

沖縄市立沖縄東中学校　大城　創　

　去年の4月、大学を卒業し中学生の頃からの夢だった、中学校の理科教員になりました。社会人としても教員としても1年目で、4月は何の業務を行えばいいのか、授業はどのように進めていけばいいのか、保護者への電話対応はどうすればいいのかなど、たくさんの疑問や不安が込みあげてきて、言われたことをこなすことで精一杯でした。私は中学1年生の担任となり、入学式ではとても元気な36名の生徒に出会いました。明るい笑顔で、これから始まる中学校生活に期待に胸を膨らませた生徒達を見て、自分なりに一生懸命に頑張ろうと思いました。
　最初は本当に何もかもが初めてで、学級経営や授業、生徒指導など分からないことだらけでしたが、校内指導教員の先生や拠点校指導教員の先生と困っていることを話したり、研修を行っていき、だんだん業務の内容も分かっていきました。私が、一番悩んだのは生徒指導で、これまで人を怒ったり叱ったりしたことが無かった私は、どのように生徒指導を行えばよいか分かりませんでしたが、生徒と真剣に向き合い冷静にどこが悪かったのか伝えていくことが、重要であることが分かりました。生徒はすぐには変わりませんが、粘り強く指導していき生徒が少しずつ成長していく姿を見ることができ、あきらめずに頑張ってよかったと思いました。一番楽しかったことは日々の理科の授業でした。私自身、中学校の時の理科の実験や観察がとても楽しく、理科が大好きになったため、理科の授業ではたくさん実験や観察を行いました。理科の実験や観察では、みんな楽しんで行い生徒の笑顔をたくさん見ることができ、とても楽しく授業をすることが出来ました。
　この1年間、日々の授業や学級レク、ドッチボール大会、職場体験など様々な活動を生徒達と行うことができ、とても良い思い出となりました。今後も、うまくいかないときや悩むこともあると思いますが、様々な事を学び続け、初心を忘れずに楽しく頑張っていこうと思います。