平成31年1月7日 「2019年沖縄観光新春の集い」あいさつ

ページ番号1001547  更新日 2024年1月11日

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はいさい ぐすーよー いい そーぐゎちでーびる。
新年あけましておめでとうございます。
御来場の皆様には、輝かしい2019年の新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
本日、お集まりの皆様におかれましては、平素から沖縄県の観光施策への御理解と御協力を賜り、心から感謝申し上げます。

さて、昨年の沖縄観光は、麻しんの発生や、台風等の自然災害による航空便の欠航等、逆風が吹いた年ではありましたが、官民一体となったプロモーションを展開した結果、入域観光客数は堅調に推移し、暦年の入域観光客数は過去最高を見込んでおります。8月には単月の入域観光客数としては過去最高となる103万7千9百人を記録し、沖縄観光の継続した好調さが表れるなど、実りある一年でありました。
沖縄県では、昨年3月にクルーズエリアとしての沖縄の優位性を更に発信し、クルーズ拠点としての認知度の向上を図っていくため、「東洋のカリブ構想」を打ち出しました。
さらに、8月には第1回沖縄空手国際大会を開催したところ、多くの空手愛好家が世界中から集まり、お互いの技を競い合うと共に交流を深める機会を創出することができました。

今年は、アジアを中心とした島嶼地域の首長が参加する、第23回島嶼観光政策フォーラムの沖縄開催が予定されており、参加地域の更なる相互協力の推進に努めるとともに、玉城朝薫により組踊が創作・上演されて300年の節目に当たり、沖縄の伝統文化を国内外へPRする絶好の機会でもあることから、記念公演、展示を行い、沖縄の独特な文化の魅力を発信して観光資源化を図ることで、観光客の拡充に繋げていくこととしております。

また、伸びゆく外国人観光客の誘致に向け、Wi-Fi等の情報通信環境整備、観光消費額の拡大に向けた観光関連事業者におけるキャッシュレス推進、クルーズ船の母港化などの施策を推し進めてまいります。
さらに、来年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会を見据え、他の都道府県とも連携して、経由便を活用した外国人観光客の誘致を強化してまいります。

今年も皆様と一丸となって、沖縄県の観光振興の発展に邁進してまいりたいと考えておりますので、引き続き皆様の御理解と御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

結びに、新しい年が皆様にとりまして、素晴らしい年となりますよう祈念申し上げ、新年の挨拶とします。
くとぅしん ゆたさるぐとぅ うにげーさびら。

平成31年1月7日
沖縄県知事 玉城 デニー

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