レプトスピラ症にご注意ください!
川に入った際に感染することが多い感染症で、発熱、筋肉痛などのインフルエンザ様の症状が現れます。初診が遅れ、重症化すると肝臓や腎臓の機能障害を起こし、死に至ることもあるため、注意が必要です。
レプトスピラ症とは
レプトスピラ症は細菌性の人獣共通感染症です。この病気の原因となるレプトスピラ菌は、感染した動物の尿中に存在します。人はこの尿や尿に汚染された水(淡水)、土壌に触れることで感染します。
沖縄県ではネズミやイノシシ、マングースなどの野生動物が重要な保菌動物であると考えられていますが、ウシ、ブタなどの家畜、イヌなどのペットも感染源となります。
レプトスピラ菌は、淡水中もしくは土壌中で長期間生存し、目や鼻、口、傷ついた皮膚から体に侵入し、感染します。
症状
発熱、筋肉痛、目の充血、下痢、嘔吐、頭痛といったインフルエンザによく似た症状です。川での遊泳等で感染すると、約3~14日後に発症します。
感染機会
- 川や池、滝などの淡水での遊泳
沖縄県においてこれが感染機会の大部分を占めているため、観光や趣味で川に入る機会がある方は注意が必要です。また、レジャーガイドの方は感染する機会が非常に多いため特に注意してください。 - 農作業・ガーデニング
- 感染した動物の尿との接触
気をつけてほしいこと
- 川遊びをする人へ
- 擦り傷や切り傷がある場合は、川での遊泳やレジャーを控えましょう。
- 川でのレジャーをする際は、体に傷を創らないよう適切な服装を心がけましょう。
- 川の水はそのまま飲まないようにしてください。
- 川へ入った後、疑わしい症状が出たらすぐに医療機関を受信し、医師に川へ入ったことを告げてください。
- レジャーガイド及び引率者の方へ
川へ入る前にレプトスピラ症についてレジャー参加者の方へ注意喚起をお願いします。
ポスター・リーフレット
※リーフレットは両面印刷し、観音折りで使用してください。
衛環研ニュース
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このページに関するお問い合わせ
沖縄県 保健医療介護部 衛生環境研究所
〒904-2241 沖縄県うるま市兼箇段17-1
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