沖縄県医療安全相談センターについて
目次
- 基本方針
- よくある質問
- ご相談前の注意事項
- 相談方法
- 専門機関の相談窓口
- かかりつけ医を持ちましょう
1.基本方針
- 医療に関する相談、医師やその他の職員に対する相談及び苦情に対し、相談者が自らの力で問題解決できるような助言を行います。
- 患者・家族等や医療機関に対し、医療の安全や質の向上のため、必要に応じて情報提供を行います。
- 患者・家族等と医療機関の信頼関係の構築を支援します。
- 中立的な立場で相談に応じます。
- 相談者のプライバシーの保護に努め、相談により相談者が不利益を被ることが無いよう配慮します。
相談の流れ
- 医療機関を受診した際に、不満や疑問がある
- 治療の内容について、医師の説明がよくわからない
- 職員の対応が気になる
- カルテ開示請求したが、開示してもらえなかった等
- まずは、受診先の医療機関等の窓口に相談してみてください
- 医療機関によっては、中立でお話を聞いてくれる患者相談窓口があります
- 患者相談窓口に相談したけれども、よくわからなかった
- 窓口に、どのようにお話ししたらよいかわからない
- 医療安全相談センターへご連絡ください
- 相談者が自ら問題を解決するためには、どうしたらよいか一緒に考えます
相談にあたってご留意いただきたいこと
- 医療機関とのトラブルは、当事者同士で話し合いを行うことが基本です。
- 当センターでは、相談者のお話を伺ったうえで、問題解決に向けた助言を行います。
- ご相談内容によっては、適切な担当部署や専門機関をご案内します。(法律、診療報酬、歯科治療、お薬等)
- 医療行為における過失や因果関係の有無、責任の所在の判断・決定は行いません。
- 医療機関との紛争の仲介や調査・指導は行いません。弁護士などの法律の専門家にご相談ください。。
- 現在の症状に関する診断はできません。また、治療や検査内容が適切だったのか判断もできません。医療機関にご相談ください。
- 病状に合わせた特定の医療機関や医師の紹介はできません。下記医療機関検索をご利用ください。
- 救急車を呼んでいいか迷った場合は下記をご活用ください。
医療機関(病院)の検索について
「医療機関や薬局を探すには」内の医療情報ネット(ナビイ)または「医療安全相談センターからご案内する専門機関」内の各地域の医師会ホームページにて医療機関の検索ができます。
上手に医療機関にかかるには どうしたらよいのでしょうか
医療の質や安全を守り、向上させるために一人ひとりが気をつけたいこと。
2.よくある質問
体調不良になった場合には、まずかかりつけ医に相談しましょう。
緊急時など、救急車を呼ぶか迷った場合、下記をご活用ください。
- 救急車を呼ぶか迷ったら(おきなわ#7119電話相談)
- 子ども医療でんわ相談(#8000)
- 沖縄県精神科医療情報センター
- お子様の急な病気で受診を迷うとき「子ども救急ハンドブック」(外部リンク)
- 症状の緊急度を素早く判定!救急車を呼ぶ目安に! 全国版救急受診アプリ(愛称「Q助」)消防庁(外部リンク)
- 119番通報の要領
こちらは外国人観光客向けの相談窓口です。
-
インバウンド医療対応多言語コールセンター
24時間、365日、18言語対応。
また、緊急時は、上記、【救急車を呼ぶか迷ったら(おきなわ#7119電話相談)】をご活用ください。12言語対応。
3.ご相談前の注意事項
- 沖縄県内の医療に関することが対象です
- ご相談内容によっては、より適切な相談窓口(専門機関)等をご紹介する場合があります
- 医療に関するトラブルは原則、当事者間での話し合いです。当センターには、医療機関への指導・監督の権限はないため、相談者に変わって医療機関との交渉や仲介はしません
- 診断、検査等の医療行為における過失や因果関係の有無、医療機関の責任の有無の判断は裁判所が行うことで、当センターではできません
- 当センターは各医療機関がどのような検査・治療・対応をしているのか把握していませんので、特定の医療機関を案内することは出来ません。かかりつけ医にご相談ください。
- 相談内容は統計データとして集計処理して使用します。集計及び分析結果の公表に際して、個人が特定されることはありません。
4.相談方法
電話
電話番号:098-866-1260
- 月曜日から木曜日(祝日、年末年始は休み)
- 9時から17時まで(12時から13時を除く)
- 相談時間は30分以内でお願いいたします
- 相談料は無料ですが、通話代はご負担いただきます
面談
那覇市泉崎1-2-2 沖縄県庁4階
保健医療部 医療政策課内
- 事前に予約が必要です。上記、電話番号にてご予約ください
- 面談時間は最大30分です。
- 予約時に相談内容の概要を教えてください。場合によっては、より適切な別の専門機関を案内する場合もあります。
- 感染状況に応じて、面談をお断りする場合があります。ご了承ください。
Eメール
令和6年1月10日より、Eメールでの相談受付は廃止いたします。
Eメールでは相談内容の詳細を把握することが難しく、適切な助言をすることができないため
相談員
医療従事経験を有する専任の非常勤相談員(看護師)1名
5.専門機関の相談窓口
6.かかりつけ医を持ちましょう
かかりつけ医とは
なんでも相談できる上、最新の医療情報を熟知して、必要時には専門医、専門医療機関を紹介でき、身近で頼りになる地域医療、福祉を担う総合的な能力を有する医師
医者にかかる10か条
- 伝えたいことはメモして準備
- 対話の始まりはあいさつから
- よりよい関係づくりはあなたにも責任が
- 自覚症状と病歴はあなたの伝える大切な情報
- これからの見通しを聞きましょう
- その後の変化も伝える努力を
- 大事なことはメモをとって確認
- 納得できないときは何度でも質問をする
- 医療にも不確実なことや限界がある
- 治療方法を決めるのはあなたです
(NPO法人ささえあい医療人権センター COML、HPより)
このページに関するお問い合わせ
沖縄県 保健医療介護部 医療政策課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟4階(南側)
電話:098-866-2111 ファクス:098-866-2714
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。