レプトスピラ症(宮古保健所)
レプトスピラ症は、病原性レプトスピラという細菌によって引き起こされる、人獣共通の感染症です。
レプトスピラ菌は感染した動物の尿中に存在し、人はこの尿や尿に汚染された水(淡水)、土壌に触れることで感染します。受診が遅れ、重症化すると肝臓や腎臓の機能障害を起こし、死に至ることもある感染症です。
宮古保健所管内では、レプトスピラ症が感染症法上の4類感染症に指定されて以来、令和3年10月に初めて発生の報告がありました。
症状・潜伏期間
主な症状
発熱、筋肉痛、目の充血、頭痛、嘔吐、下痢などです。
潜伏期間
感染の機会から、約3~14日後に発症します。
感染経路
沖縄県では、川でのレジャーが感染機会の大部分を占めていますが、宮古保健所管内においては、ネズミなど感染した動物との接触、農作業など汚染された土壌での感染の可能性が高いと考えられます。
主な感染機会
- 川や池、滝など淡水での遊泳、トレッキング、釣り、カヌー
- 農作業、ガーデニング
- 感染した動物の尿との接触
感染対策
- ネズミや野生動物との素手での接触は避ける
- 農作業や河川に入る時は肌を露出しない
- 皮膚に傷がある時は河川に入らない
- 河川や滝などの生水はそのまま飲まない
- ペットや家畜の尿は正しく処理し、処理後は手を洗う
- 河川や水田での水との接触後は手洗いを行う
症状がある場合
ネズミとの接触や畑作業など感染を疑う行動があり、上記症状がある場合は、すみやかに医療機関を受診し、感染を疑う行動があったことを伝えてください。
関連リンク
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このページに関するお問い合わせ
沖縄県 保健医療介護部 宮古保健所
〒906-0007 沖縄県宮古島市平良字東仲宗根476
電話:0980-72-2420 ファクス:0980-72-8446
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