基地公害(水質汚濁)の現状
沖縄県の基地公害(水質汚濁)について
本県には33の米軍施設があり、その面積は県土面積の10.2%に当たる23,176.3ヘクタールを占めています。これは我が国にある米軍基地面積の22.6%に相当し、米軍専用施設に限ってみると全国の73.8%が本県に集中しています(平成24年3月現在)。
基地排水等による公共用水域への水質汚濁については、流域下水道への接続やし尿処理施設の整備等により年々改善されてきています。しかしながら、突発事故がたびたび発生しており、返還跡地の土壌等からは有害物質が検出されたりしています。
国と沖縄県では、基地由来の汚染を監視するため、基地周辺公共用水域及び地下水監視調査(水質、底質、魚類)を実施しており、当研究所では、これらサンプルの分析を行っております。
調査結果について
基地周辺公共用水域及び地下水監視調査の結果については、毎年、県が発行する環境白書において公表しております。
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