沖縄県ユニバーサルデザイン推進指針
すべての人が暮らしやすく、すごしやすい社会へ
はじめに
沖縄県では、すべての人が利用しやすく、誰もが暮らしやすい社会環境づくりを推進するため、県政各分野の取り組みに「ユニバーサルデザイン(UniversalDesign)」の考え方を導入することとしました。
ユニバーサルデザインとは、「(年齢、性別、国籍、身体能力等の個人差に関わらず)できるだけすべての人が利用しやすいよう製品、環境をデザインする(つくる)」という考え方です。
本指針には、沖縄県がユニバーサルデザインの考え方をどのように取り入れ、施策、事業に取り組んでいくのか、また、県民や民間企業、市町村等にはどのようなことを期待するのかについて示してあります。
なお、本指針の策定にあたっては、「『沖縄県ユニバーサルデザイン推進指針』策定にかかる懇話会」の皆様からいただいた、貴重なご意見を参考としました。
県としては、今後、本指針に沿って、県民の皆様とともに、できるだけすべての人が利用しやすい、まちづくりや、ものづくり、しくみづくりを推進していくこととしましたので、皆様のご協力をお願いいたします。
平成17年3月沖縄県
目次
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- ユニバーサルデザインについて
ユニバーサルデザインの考え方・定義
ユニバーサルデザインとバリアフリー
ユニバーサルデザイン7つの原則
ユニバーサルデザインのはじまり - ユニバーサルデザイン導入の必要性
少子高齢化問題のために
すべての人が利用しやすい社会環境へ
地域産業等の活性化を目指して - 指針策定の主旨
- 沖縄県がユニバーサルデザインで目指すもの
- ユニバーサルデザイン推進の基本姿勢
コミュニケーションから生まれるもの
よりよい社会の実現のために過程を重視する
沖縄県のユニバーサルデザイン推進5分野
ユニバーサルデザイン推進のための4つのキーワード
沖縄県が目指す社会
- まちづくり
- 公共建築物・施設
- 交通機関(道路含む)
- 住宅
- ものづくり製品づくり(支援)、消費
- 情報・サービスづくり
- 情報
- サービス
- 観光地づくり観光地(施設)、宿泊施設、お土産品店等
- 状況づくり(一般県民への)普及活動
- 一般県民・NPO・団体等への期待
- 民間企業・事業者等への期待
- 市町村への期待
- 県の役割
ユニバーサルデザインの推進体制
「沖縄県ユニバーサルデザイン推進指針」策定にかかる懇話会