災害時の感染症対策

ページ番号1032589  更新日 2025年1月23日

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災害時の感染症対策に関する情報

災害時に注意すべき感染症対策をまとめたページです。
避難所での生活や被災した家屋の清掃で感染症を発症する恐れもありますので、ご確認ください。

(1) 避難所における感染症対策

集団生活では、インフルエンザやノロウイルスなど、様々な感染症が広まりやすくなります。
基本的な感染症対策として、石けんを使用した手洗いや、咳エチケット等についてまとめています。

手洗いについて

食事の前やトイレの後、清掃の後は石けんを使用しての手洗いが重要です。

  1. 石けんと流水によりしっかり手洗いを行い、流水が使用できない場合はできるだけアルコールを使用して手指消毒。
  2. タオルの共有は避け、個人用タオルまたはペーパータオルを使用。

避難袋に一つ消毒液を準備いただくと活用できます。

咳エチケットについて

咳やくしゃみが出るときは、マスクを使用してください。
マスクがないときは、ティッシュや肘の内側で口と鼻をおおう形で、咳エチケットを意識しましょう。

食事について

(1)準備のときの注意点

下痢、発熱、手指に傷がある人は、調理や配膳を行わないようにする。
おにぎりを握るときなどは、使い捨ての手袋やラップを使用。

(2)食事の時

食事の前は手を洗い、出された食べ物はすぐに食べること。袋に入った食べ物は、手で触らず直接食べてください。
食事の後は、うがいや歯磨きをして、できるだけ口の中の衛生を保つことも大切です。

トイレの使用について

トイレの使用前後には便座を拭き、できだけきれいに使用するように心がけてください。

参考リーフレット

厚生労働省ホームページに対策等をまとめたリーフレットが掲載されています。
手洗いや咳エチケット、避難所内でのトイレの衛生管理といった内容のポスターも掲載されており、避難所でそのまま掲示して活用いただけます。

(2) 浸水した家屋の感染症対策

感染症予防のためには、清掃と乾燥が最も重要です。
清掃時の注意点や服装、作業中のケガについてまとめています。

清掃時の服装や注意点

  1. 土ほこりや傷口からの感染を防ぐため、ゴーグルやマスク、手袋、底の厚い靴、肌の見えない服等を着用。
  2. ドアと窓を開け、しっかり換気。
  3. 汚泥は十分に取り除き、しっかりと乾燥。
  4. 消毒は、十分に汚れを除去し、乾燥させた後で行う。
  5. 清掃が終わったら(感染症予防のため)石けんでしっかり手を洗う。

作業中のケガ

作業中にケガをしたら、傷口を流水で十分に洗浄し、消毒を行ってください。
以下例の場合、感染症のリスクがあるため、必要に応じて医療機関を受診してください。

  1. 目に異物が入り、目を洗浄しても充血している。
  2. 深い傷や汚れた傷を負った(傷口から破傷風菌が入り込んだ場合、適切な治療を行わないと命にかかわることがあります)。

参考リーフレット

厚生労働省ホームページに注意点をまとめたリーフレットが掲載されています。
チラシとしての配布や避難所等でポスターとして掲示して活用いただける形になっています。

このページに関するお問い合わせ

沖縄県 保健医療介護部 感染症対策課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟4階(南側)
電話:098-866-2013 ファクス:098-869-7100
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。