新型コロナウイルス感染症による入院・宿泊療養の際のペットの飼育
- 新型コロナウイルス感染症による入院や宿泊療養となったとき、ご家族等にペットのお世話をお願いできない場合に備え、日ごろから知人またはペットホテルなど、もしもの時の預かり先を決めておくことが必要です。
- また、預かり先での感染症対策として、混合ワクチン等の接種や、犬では狂犬病予防法に基づく登録と狂犬病予防注射の接種を、事前に済ませておくことも必要です。
ペットを預けるための準備のポイント
1 信頼してペットを預けられる方に相談しましょう
ご家族や知人など、信頼してペットを預ける方に連絡し、いざという時に預かってもらえるようお願いをしておきましょう。また、ペットホテルの情報についても、事前に確認しておきましょう。
2 ペットの性格や飼育上の注意点などの情報をまとめましょう
ペットを預ける上で必要となる情報をノートなどにまとめて渡せるようにしておきましょう。
例)ペットの名前、年齢、性別、不妊去勢手術の有無、マイクロチップの装着、運動習慣、性格(嫌がること・怖がること・好きなこと・喜ぶこと)、健康状態、かかりつけの動物病院、飼育上の注意点など
3 飼育に必要な用具の準備・逸走対策をしましょう
ケージやリード、遊具、首輪(迷子札付き)のほか、常備薬や療法食などペットの命や健康に関わるものは最優先で準備しておきましょう。
また、預け先までの移動や預け先での飼養はケージを使用する可能性が高いため、日ごろからケージに入る練習をしておきましょう。
ペットの受け渡しの際には相手の方への感染に注意してください
1 預ける方に自宅までペットを受け取りに来てもらう場合
飼い主がペットをケージ等に入れて玄関先に置いた後に、受け取り側が置かれた場所に向かうなど、相手との直接の接触を避けるようにしてください。
2 ペットホテルなどに預ける場合
知人の方などに代理を依頼し、1と同様に接触を避けてペットを引き渡し、ペットホテル等まで送っていただいてください。
なお、ペットから人に新型コロナウイルス感染症が感染した事例は、これまでに報告されていません。
参考情報(環境省動物愛護管理室)
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