新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)

ページ番号1018201  更新日 2024年9月9日

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新型コロナウイルス感染症罹患後、感染症から回復した後も症状が継続する場合があります。

罹患後症状とは

罹患後症状とは、新型コロナウイルス感染症罹患後、感染性は消失したにもかかわらず、他に原因が明らかでなく、急性期から持続する症状や、あるいは経過の途中から新たにまたは再び生じて持続する症状の全般をいいます。罹患後症状については、いまだ明らかになっていないことも多く、罹患後症状が起こる仕組みも不明な点が多い状況です。現時点での調査研究では、罹患後症状の多くは、時間経過とともに症状が改善することが多いとされています。

<代表的な罹患後症状>

写真:新型コロナウイルス感染症に感染された方へのチラシ

  • 全身症状(疲労感、倦怠感、関節痛、筋肉痛、動悸、筋力低下)
  • 呼吸器症状(咳、喀痰、息切れ、胸痛)
  • 神経・精神症状(記憶障害、集中力低下、不眠、頭痛、抑うつ、睡眠障害)
  • その他(脱毛、嗅覚障害、味覚障害、下痢)

よくある質問

Q1 新型コロナウイルス感染症の療養期間が終わった後も症状が続いていますが、どうしたらよいでしょうか。

A1 新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)としては、咳や倦怠感、頭痛、発熱、痰、味覚障害、嗅覚障害などがあります。症状が改善せずに持続する場合には、まずはかかりつけ医や入院した医療機関、地域の医療機関にご相談ください。

Q2 新型コロナウイルス感染症の罹患後症状は治りますか?

A2 罹患後症状については、これまでの知見等によると、罹患後症状の多くは、時間の経過とともに改善することが多いと報告されています。一方、症状が残存する方も一定程度いるという結果等も得られています。

Q3 罹患後症状がある場合、新型コロナウイルス感染症を他の人に移してしまうことがありますか?

A3 一般的に、発症2日前から発症後7~10日はウイルスを排出しているといわれています。この期間以降に罹患後症状があったとしても、他の人に感染させることはありません。

Q4 受診したいのですが、入院した医療機関やかかりつけ医がありません。どうすればよいでしょうか。

A4 コロナの診療を行った医療機関や、かかりつけ医がいない場合には、診療可能な医療機関を紹介させていただきます。本ホームページにて医療機関のリストを掲載しておりますので、こちらもご参考ください。

新型コロナウイルス感染症罹患後症状(後遺症)の診療

罹患後症状については、いまだ明らかになっていないことも多く、現時点では確立された治療法がまだありません。そのため、医療機関における診療は、対症療法(それぞれの症状に応じた治療)が基本となります。

まずは、かかりつけ医や入院した医療機関、地域の医療機関等、身近な医療機関へご相談下さい。

なお、かかりつけ医等がない場合には、以下のかかりつけ患者以外も対応可能な医療機関をご参考下さい(罹患後症状の専門外来ではありませんので、ご留意下さい)。受診する前には、医療機関への電話確認をして、予約が必要な場合は予約の上受診して下さい。

※罹患後症状の治療については、一般の診療と同様に診察費等の自己負担が発生します。

また、かかりつけ医等がない場合や相談する医療機関に迷う場合は、下記の医療機関一覧をご参考にください。

イラスト:後遺症診療体制の流れ

県コールセンターにおける新型コロナウイルス感染症罹患後症状(後遺症)に関する対応状況

新型コロナウイルス感染症罹患後症状(後遺症)に関する対応状況の件数の棒グラフと円グラフ

罹患後症状の診療の手引き

関連リンク

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このページに関するお問い合わせ

沖縄県 保健医療介護部 感染症対策課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟4階(南側)
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