漁港水産班業務紹介

ページ番号1011470  更新日 2024年1月11日

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こんにちは、漁港水産班から業務紹介をします。突然ですが皆さん、漁港と港湾の違いは知ってますか?港湾とは一般に交通の手段としての船舶(定期フェリー)を泊めたり、生活物資を輸送するための貨物船が利用する港のことです。それとは別に、漁港とは漁業活動の為に漁船が利用する港のことです。

作っている施設自体はほとんど同じ物なのですが、その目的が違っていて、規模や構造が多少異なっています。

八重山郡内には8つの漁港があり、県管理の4港を我々漁港水産班で整備しています。

業務内容紹介

業活動の中心となる漁港には色々な施設があります。岸壁、護岸、船揚場、物揚場、航路、泊地等様々なものがあり、それら施設の整備工事の発注、工事期間中の監督を行うのが我々の主な仕事です。

また、これら施設の工事以外に漁港内の海岸整備、地域の憩いの場としての環境整備等も行っています。

整備した漁港施設の管理や、今後必要となる施設の計画を立てる事も我々の仕事です。

郡内の漁港紹介

  1. 石垣漁港
    石垣島内で、唯一セリが行われる郡内最大級の漁港です。
    地元では新川漁港と言う人もいますが、実際には新川漁港という漁港はありません。正式には石垣漁港が正解です。
    現在、石垣漁港では、漁船の安全確保の為、防風柵等の工事が進められています。また、漁港に親しんでもらうため、地元小学生に護岸ペイント等の活動を行っています。
  2. 波照間漁港
    竹富町波照間島にある我が国最南端の漁港です。現在、老朽化した防波堤の改良工事が進められています。また、定期船の利用もあり、その停泊ための浮桟橋の整備等も行ってます。
  3. 西表漁港
    竹富町西表島にある島内唯一の漁港です。現在、海岸の整備事業を行っています。
  4. 久部良漁港
    我が国最西端の漁港で、カジキ釣りが有名な漁港です。戦後すぐまで現在、漁船の安全確保の為、防風林工事が進められています。
  5. その他市町村が整備する漁港
    石垣市・・登野城漁港、伊野田漁港、船越漁港
    竹富町・・細崎漁港

写真:石垣漁港と護岸ペイント

写真:波照間漁港と西表漁港の航空写真

写真:久部良漁港の航空写真とカジキ釣りの様子

その他水産施設の整備

漁港施設の整備とは別に、水産物の生産量を増やすための活動も行っています。

例えば魚が陰に集まりやすい習性を利用して、魚礁と言う人工構造物を海中に設置する事業を行っています。また、養殖場や増殖場の整備も行っており、八重山では登野城漁港においてヤイトハタ養殖が行われています。

写真:魚礁に魚が集まる様子

平成18年度より、組織再編により支庁2階の農林水産振興課にあった水産係が当課に統合されたことから、我が班では八重山管内の漁港水産に関する業務を総合的に担うことになりました。

これにより、これまで漁船登録等は2階で行っていましたが、今後は当課が窓口となります。

漁業関係者の皆様、今後ともよろしくお願いします。

このページに関するお問い合わせ

沖縄県 農林水産部 八重山農林水産振興センター農林水産整備課
〒907-0002 沖縄県石垣市真栄里438-1 八重山合同庁舎4階
電話:0980-82-2342 ファクス:0980-83-3542
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。