沖縄県沿岸域における流況シミュレーションシステムと同ガイドライン

ページ番号1004300  更新日 2024年6月17日

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沖縄21世紀ビジョン基本計画において自然環境の保全が求められていることを踏まえ、沖縄県沿岸域で実施される埋立等の開発事業に伴う環境影響を適切に予測・評価し、沖縄県沿岸域における流況の変化を精度良く計算するためのシミュレーションシステムを構築しました。
また、沖縄県沿岸域における流況の変化を精度よく計算するためのガイドラインについても作成したので、シミュレーションシステムと併せてホームページで公開します。
なお当該シミュレーションシステム及びガイドラインは、環境影響評価等のシミュレーションを行う際に使用を義務づけるものではなく、基本的な考え方を示したものです。

沖縄県沿岸域における流況シミュレーションシステム

申込方法

本システムの利用を希望される方は、下記の留意事項と申込用紙をよく読み、申込用紙に必要事項を記入のうえ、

  1. 空のDVDディスク(4.7GB相当)
  2. 返信用封筒(切手140円分を貼付)
  3. 申込用紙を同封し、封筒上面に「沖縄県における流況シミュレーションシステム利用希望」と記入し、下記問合せ先まで郵送下さい。

留意事項

  • 本システムの計算結果については、実際に生じる水理現象と差異が生じることを、あらかじめ考慮する必要があります。沖縄県が本システムの計算結果の妥当性等を担保するものではありませんので、利用者は自らの責任でご利用ご下さい。
  • 本システムはGPVデータ(気象庁)、JCOPEデータ(JAMSTEC:海洋研究開発機構)を使用し、計算を行うことが可能ですが、これらのデータは利用者にて購入が必要となります。
  • 本システムにおいては、波浪シミュレーション「SWAN」を使用しています。このプログラムはホームページからダウンロードしたものであり、一般ユーザーが利用可能なものです。

システム更新情報

平成24~26年度 システム構築(デフォルト海域:那覇港、浦添海岸、白保海岸)

平成29年度 システム改良(埋立や航路・泊地浚渫、防波堤延伸等による将来予測計算機能追加)

令和元年度 デフォルト海域に5海域追加(運天港、平良港、石垣港、金武湾港、中城湾港)

令和2年度 システム改良(濁り拡散予測機能追加)

令和4年度 システム改良(濁り拡散予測機能に汚濁防止膜の設定機能追加)

令和5年度 システム改良(濁り拡散予測機能に工種選択による濁りの発生量や発生層の自動設定機能追加)

沖縄県沿岸域における流況シミュレーションガイドライン

(参考)目次
第1章 ガイドラインの概要

  1. ガイドラインの目的
  2. ガイドラインを適用する沿岸域

第2章 沖縄県沿岸域に存在する流れ
第3章 沖縄県沿岸域における流況シミュレーションの実施

  1. 流況シミュレーションの再現・予測対象
  2. 流況シミュレーションの基本的な手順

第4章 流況シミュレーションの実施方針

  1. 流況シミュレーションの実施計画の策定
  2. 現地調査結果の解析
  3. 流況シミュレーションモデルの設定
  4. 流況再現シミュレーションの実施
  5. 流況予測シミュレーションの実施

第5章 その他留意事項

  1. 流況シミュレーションの不確実性
  2. 流況シミュレーションの応用

第6章 用語の説明
第7章 参考文献

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このページに関するお問い合わせ

沖縄県 環境部 環境政策課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟4階(北側)
電話:098-866-2183 ファクス:098-866-2308
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。