4.過去の航空機関連事故
番号 | 発生年月日 | 発生場所 | 事故の種類 | 種類 | 機種 | 概要 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 昭和48年 2月6日 |
那覇空港 | 墜落 | 固定翼機 | A-4E | 米海軍A-4Eスカイホークが那覇空港で着陸に失敗し、滑走路南側200mの進入灯用地内に墜落炎上した。この事故のため、同空港の滑走路が一時閉鎖され、同空港に着陸する予定の航空機は嘉手納飛行場へ着陸した。 |
2 | 昭和48年 8月2日 |
北部訓練場内 | 墜落 | ヘリコプター | CH-46 | 普天間飛行場第36海兵航空群第164ヘリ中隊所属のCH-46ヘリコプターが、北部訓練場内の国頭村伊湯岳頂上付近で墜落し、乗員3人が死亡、1人が行方不明となった。 |
3 | 昭和48年 12月5日 |
西原村 | 墜落 | ヘリコプター | H-46 | 第36海兵航空群第164海兵中型ヘリコプター中隊のバートルV107/H-46Vシーナイト(中型輸送ヘリ)が、西原村字小那覇の社屋新築現場付近に墜落し、乗員4人が死亡し、1人が重傷を負った。また、救難活動の社員1人が軽傷を負ったほか、社員所有の乗用車の一部が破損し、付近のきび畑20坪が焼けた。なお、事故現場から約300m離れたところに南西石油KKの石油貯蔵タンク基地がある。 |
4 | 昭和49年 3月8日 |
渡嘉敷村 前島沖 |
墜落 | 固定翼機 | A-4E | 米海兵隊所属のA-4Eスカイホークが、渡嘉敷村前島沖に墜落し、洋上に浮かんでいるパイロットは、自衛隊に救出された。 |
5 | 昭和49年 9月30日 |
嘉手納 飛行場内 |
墜落 | 固定翼機 | C-130 | C-130輸送機が離陸に失敗し嘉手納飛行場内に墜落、乗員2人が負傷した。 |
6 | 昭和50年 6月2日 |
伊江島補助 飛行場沖合い |
墜落 | 固定翼機 | F-4 | 夜間訓練中の第18戦術戦闘航空団所属F-4ファントムが、伊江村真謝の海上約3マイル沖で墜落し、乗員2人が行方不明になった。 |
7 | 昭和50年 6月24日 |
北部訓練場内 | 墜落 | ヘリコプター | CH-46 | 普天間飛行場第164海兵中隊所属のCH-46ヘリコプターが訓練飛行中、国頭村安波ダム建設現場の工事資材運搬用ワイヤーロープに接触し、北部訓練場内に墜落炎上。乗員3人が死亡した。 |
8 | 昭和51年 11月4日 |
渡嘉敷村 沖合い (ナガンス島) |
墜落 | ヘリコプター | CH-53 | 普天間飛行場第462大型ヘリ中隊所属のCH-53シースタリオンが、久米島から那覇向け飛行中、エンジン故障のため渡嘉敷村のナガンス島(俗称砂島)付近の海上に墜落し、乗員4人全員が行方不明となった。 |
9 | 昭和52年11月1日 | 伊江島沖合い | 墜落 | 固定翼機 | F-4 | 嘉手納飛行場第18戦術戦闘航空団所属のF-4ファントムが伊江島沖で墜落し、乗員2人が行方不明となった。 |
10 | 昭和52年 11月29日 |
嘉手納飛行場沖合い | 墜落 | 固定翼機 | AV-8A | 夜間訓練中の第231海兵攻撃中隊B分遣隊所属のAV-8Aハリアーが、嘉手納飛行場の西北西21海里の海中に墜落した。乗員は救難ヘリで救出された。 |
11 | 昭和53年 3月3日 |
キャンプ瑞慶覧沖合い | 墜落 | ヘリコプター | CH-46 | 普天間飛行場第164海兵中型ヘリ中隊所属のCH-46シーナイトヘリコプターが、山口県岩国基地向け飛行中、キャンプ瑞慶覧ハンビー飛行場の北方150mの沖合いに墜落し、乗員4人全員が死亡した。 |
12 | 昭和53年 5月18日 |
キャンプ・ハンセン内 | 墜落 | 固定翼機 | F-4 | 嘉手納飛行場第18戦術戦闘航空団第25戦術戦闘中隊のF-4ファントムが通常飛行訓練中、風防開閉装置の故障により、キャンプ・ハンセン内の沖縄自動車道西方200mの山中に墜落した。乗員2人はパラシュートで脱出し、嘉手納飛行場の第131航空宇宙救難隊によって救出された。 |
13 | 昭和55年 10月2日 |
普天間 飛行場内 |
墜落 | 固定翼機 | OV-10 | 通常の離着陸訓練中の第36海兵航空群所属OV-10ブロンコ観測機が滑走路に墜落し乗員1人が死亡、1人が負傷した。 |
14 | 昭和55年 12月19日 |
北部訓練場 | 墜落 | ヘリコプター | CH-46 | 普天間飛行場第161海兵中型ヘリ中隊所属のCH-46ヘリコプターが通常の訓練中、原材搬出用ワイヤーに接触、北部訓練場内の安波ダム貯水予定地域に墜落し、乗員3人のうち1人が死亡、2人が重傷を負った。 |
15 | 昭和56年 4月14日 |
恩納村沖合い | 墜落 | 固定翼機 | A-4 | 嘉手納飛行場を発進したA-4スカイホーク戦闘機が、恩納村沖合いで墜落した。 |
16 | 昭和57年 4月6日 |
粟国島沖合い | 墜落 | 固定翼機 | F-15 | 嘉手納飛行場所属のF-15戦闘機が、空対空戦闘訓練中粟国島沖海上に墜落した。 |
17 | 昭和57年 10月22日 |
マイク・マイク水域周辺 | 墜落 | 固定翼機 | F-4 | 嘉手納飛行場から発進したF-4ファントムが、沖縄の東南東65マイルの海上に墜落し、2人が救助された。 |
18 | 昭和57年 12月29日 |
ホテル・ホテル水域 | 墜落 | 固定翼機 | F-15 (2機) |
嘉手納飛行場から発進したF-15イーグル戦闘機2機が、ホテル・ホテル空域で空中戦闘訓練中、本島北東145kmの海上(訓練水域内)に墜落し、1人が死亡、1人が救助された。 |
19 | 昭和60年 7月12日 |
北部訓練場周辺(林道) | 墜落 | ヘリコプター | CH-53D | 普天間飛行場第361海兵重ヘリ中隊所属のCH-53Dヘリコプター2機が編隊飛行訓練中、そのうちの1機が国頭村の辺野喜ダム付近の林道に墜落、大破炎上し、乗員4人全員が死亡した。また、付近の植林予定地雑木50坪が焼けた。 |
20 | 昭和61年 6月9日 |
ホテル・ホテル水域周辺 | 墜落 | 固定翼機 | F-15 | 嘉手納飛行場第67戦術戦闘中隊所属のF-15イーグル戦闘機が通常訓練中、沖縄の北東220kmの海上に墜落した。乗員は脱出後、救出された。 |
21 | 昭和62年 5月19日 |
ホテル・ホテル水域周辺 | 墜落 | 固定翼機 | F-15 | 嘉手納飛行場第18戦術戦闘航空団所属のF-15イーグル戦闘機が空対空訓練の途中、本島東112kmの太平洋上に墜落した。パイロットは救助された。 |
22 | 昭和62年 7月27日 |
沖縄北部訓練空域 | 墜落 | 固定翼機 | A-6 | 岩国飛行場の第12海兵航空群所属のA-6イントルーダー攻撃機が、通常訓練中、沖縄の北西136kmの海上に墜落した。 |
23 | 昭和62年 11月2日 |
ホテル・ホテル水域 | 墜落 | 固定翼機 | F-4 | 嘉手納飛行場第15戦術偵察中隊所属のRF-4Cファントムが、通常の飛行訓練中に、沖縄の東北東60マイル(ホテル・ホテル水域内)の海上に墜落した。 |
24 | 昭和63年 10月31日 |
北部訓練場 | 墜落 | ヘリコプター | CH-46 | 普天間飛行場第262中型ヘリ中隊所属のCH-46ヘリコプター2機が編隊飛行訓練中衝突し、うち1機が伊湯岳東側の山林に墜落、大破炎上し、乗員4人が死亡した。他の1機は前脚と車輪を損傷したが、普天間飛行場に帰還した。 |
25 | 平成元年 3月14日 |
伊江島補助飛行場第1空域周辺 | 墜落 | ヘリコプター | HH-3 | 嘉手納飛行場第33空中救難回収中隊所属のHH-3ヘリコプターが、伊江島南方18kmの海上(訓練空域外)で訓練中に墜落し、3人が死亡、2人が救助された。 |
26 | 平成元年 4月21日 |
南シナ海 | 墜落 | 固定翼機 | SR-71 | 嘉手納飛行場第9戦略偵察航空団第1分遣隊所属のSR-71戦略偵察機が、嘉手納飛行場から離陸後エンジンの故障により、南シナ海に墜落した。 |
27 | 平成元年 5月30日 |
喜屋武岬沖合い | 墜落 | ヘリコプター | CH-46 | 普天間飛行場第265海兵中型ヘリ中隊所属のCH-46ヘリコプターが夜間上陸演習に参加中、揚陸艦デンバーから離陸直後喜屋武岬の南32kmの海上に墜落した。乗員22人のうち8人が救助、14人が行方不明となった。 |
28 | 平成2年 3月14日 |
伊平屋島沖 | 墜落 | 固定翼機 | AV-8 | 岩国飛行場第542海兵攻撃中隊所属のAV-8Bハリアー攻撃機が、嘉納飛行場から韓国向け飛行中、伊平屋島の北北東36kmの海上に墜落した。 |
29 | 平成2年 11月29日 |
キャンプ・シュワブ沖合 | 墜落 | ヘリコプター | SH-2F | 厚木飛行場から飛び立った第7艦隊所属のSH-2Fシースプライトヘリコプターが、那覇の北東46kmの海上に墜落した。 |
30 | 平成5年 12月17日 |
マイク・マイク訓練区域 | 墜落 | 固定翼機 | F/A-18 | 嘉手納基地から発進した岩国飛行場第115海兵戦闘攻撃中隊所属のF/A-18ホーネット戦闘攻撃機2機が、通常の訓練中、空中衝突し、沖縄の南東280キロメートルの公海上の訓練区域に墜落した。1名は救助、1名は行方不明。 |
31 | 平成6年 4月4日 |
嘉手納弾薬庫地区 | 墜落 | 固定翼機 | F-15 | 嘉手納基地を離陸しようとした第18航空団第44戦闘中隊所属のF-15C機が、嘉手納弾薬庫地区内の黙認耕作地に墜落炎上した。パイロットは脱出。 |
32 | 平成6年 4月6日 |
普天間飛行場 | 墜落 | ヘリコプター | CH-46 | 普天間飛行場で第262中型ヘリ中隊所属のCH-46Eヘリコプターが、不時着訓練中に施設内に墜落。ローターが吹き飛び、胴体が真っ二つに割けた。乗員4人は自力脱出。 |
33 | 平成6年 8月17日 |
粟国島近海 | 墜落 | 固定翼機 | AV-8 | 岩国基地に配備されている米本国所属の第311海兵航空攻撃中隊のAV-8Bハリアー戦闘攻撃機が、嘉手納飛行場から発進し、通常訓練中、嘉手納基地北西約44海里の粟国島近海に墜落した。 |
34 | 平成6年 11月16日 |
キャンプ・シュワブ | 墜落 | ヘリコプター | UH-1 | キャンプ・シュワブ内で、普天間基地第267海兵軽攻撃ヘリコプター中隊所属の米軍ヘリ(UH-1N)が演習中に墜落。乗員1人が死亡、4人が重軽傷を負った。 |
35 | 平成7年 9月1日 |
鳥島近海 | 墜落 | 固定翼機 | AV-8 | 沖縄本島の西方約50マイル(約80km)の鳥島近海に、嘉手納基地を発信した岩国基地第542海兵航空攻撃中隊所属のAV-8Bハリアー機1機が、空対地模擬弾訓練中に墜落した。 |
36 | 平成7年 10月18日 |
沖縄南方 | 墜落 | 固定翼機 | F-15 | 嘉手納基地の南方65マイル(約104km)の海上に、嘉手納基地第44戦闘飛行中隊所属のF-15C戦闘機1機が墜落した。 |
37 | 平成10年 7月23日 |
宜野座村 | 墜落 | ヘリコプター | UH-1 | キャンプ・ハンセン内中部訓練場で、米海兵隊所属のUH-1Nヘリコプターが墜落した。乗員4名は軽傷。事故の定義や通報の遅れなど日米間で合意された通報基準の問題点が指摘された。 |
38 | 平成11年 4月19日 |
国頭村(北部訓練場の沖合) | 墜落 | ヘリコプター | CH-53 | 午後9時40分頃、米海兵隊所属のCH-53Eヘリコプターが北部訓練場の沖合に墜落し、乗員4名が死亡する事故が発生する。 |
39 | 平成11年 6月4日 |
嘉手納町 | 墜落 | 固定翼機 | AV-8 | 米海兵隊所属のAV-8ハリアー機が、嘉手納飛行場を離陸しようとして、エンジン部分から火を吹き墜落する事故が発生する。 |
40 | 平成14年 8月21日 |
沖縄近海 | 墜落 | 固定翼機 | F-15 | 午前10時00分頃、嘉手納飛行場所属のF-15戦闘機が、沖縄本島の南60マイル(約100km)の海上に墜落した。 |
41 | 平成16年 8月13日 |
宜野湾市(沖縄国際大学) | 墜落 | ヘリコプター | CH-53 | 午後2時15分頃、米海兵隊所属のCH-53Dヘリコプター1機が、普天間飛行場に隣接する沖縄国際大学の構内に墜落した。民間人の人身被害はなし、乗員3名中3名が負傷、同大学や周辺に多数の被害。 |
42 |
平成28年 12月13日 |
名護市東海岸 | 墜落 | 垂直離着陸機 | MV-22 | 午後9時50分頃、名護市東海岸の沖合に墜落し、乗員2名が負傷。 |
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