6 「平和の礎」事業の経過、除幕式の様子
「平和の礎」事業の経過
- 平成3年5月 県立平和祈念資料館改築・沖縄戦犠牲者「平和の壁」建設等基本構想検討懇話会を設置
- 平成3年7月 沖縄県の重点施策に位置づけられる
- 平成4年3月 建設構想素案を作成し、名称を「平和の礎(いしじ)」に決定
- 平成4年11月 「平和の礎」建設委員会を設置
- 平成5年9月 「平和の礎」デザイン・アイデアコンペ大賞作品を決定(応募総数274点)
- 平成5年10月 「平和の礎」に係る刻銘の基本方針を決定
- 平成5年11月 沖縄戦にかかわる全戦没者の調査を実施
- 平成5年11月 「平和の礎」建設基本計画を決定
- 平成6年1月 基本設計完了
- 平成6年3月 実施設計完了
- 平成6年7月 「平和の礎」建設工事の起工式を挙行
- 平成7年1月 地元新聞2紙に県内戦没者名簿を紙上公開
- 平成7年6月 「平和の礎」除幕式典を挙行
「平和の礎」除幕式の様子
終戦から50回目を迎えた平成7(1995)年6月23日の「慰霊の日」に、「平和の礎」除幕式が行われました。
除幕式には、来賓の村山富市首相をはじめとして、土井たか子衆議院議長、原文兵衛参議院議長、草場良八最高裁判所長官、ウォルター・F・モンデール駐日米国大使など、約2,300人が出席しました。
「平和の火」点火
米国、大韓民国、台湾、沖縄県の代表児童4人が、県内全市町村から選ばれた児童53人が見守るなか、平和への誓いを表す「平和の火」を点火しました。
この「平和の火」は、沖縄戦最初の米軍上陸地である座間味村阿嘉島(あかじま)において採取した火と、被爆地広島市の「平和の灯(ともしび)」及び長崎市の「誓いの火」から分けていただいた火を合わせ、平成3(1991)年から灯し続けた火を、ここに移し、灯したものです。
「平和の礎」除幕
地元糸満市の西崎、高嶺、両小学校の234人の児童によって「平和の礎」が除幕されました。
刻銘碑は、「平和の広場」を中心にした放射状に、円弧の形で広がりをもって配置されています。刻銘碑は屏風状に並んでおり、約25万名の刻銘が可能です。
このページに関するお問い合わせ
沖縄県 知事公室 平和・地域外交推進課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟1階(東側)
電話:098-894-2226 ファクス:098-869-7018
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。