沖縄県津波浸水想定(平成27年3月)津波防災地域づくりに関する法律に基づく設定

ページ番号1020541  更新日 2024年1月11日

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沖縄県津波浸水想定について

沖縄県では、津波防災地域づくりに関する法律(平成23年法律第123号)第8条第1項の規定に基づき、県内における津波浸水想定を設定しましたので、同法第8条第4項の規定に基づき公表します。

1.はじめに

沖縄県では平成24年度の津波浸水予測図(平成25年3月 沖縄県津波被害調査)を公表後、「沖縄県津波浸水想定設定検討委員会」を設置し、最大クラスの津波に関して検討を進めてきました。このたび、新たな津波浸水想定図を作成しました。

2.目的

津波防災地域づくりを総合的に推進するため、「津波防災地域づくりに関する法律」に基づき、最大クラスの津波による浸水域と浸水深さを明らかにすることにより、市町村が作成する推進計画など住民避難を柱とした総合防災対策の基礎とします。

3.留意事項

  • 「津波浸水想定」は、津波防災地域づくりに関する法律(平成23年法律第123号)第8条第1項に基づいて設定するもので、津波防災地域づくりを実施するための基礎となるものです。
  • 「津波浸水想定」は、最大クラスの津波が悪条件下において発生した場合に想定される浸水の区域(浸水域)と水深(浸水深)を設定するものです。
  • 最大クラスの津波は、現在の科学的知見を基に、過去に実際に発生した津波や今後発生が想定される津波から設定したものであり、これよりも大きな津波が発生する可能性がないというものではありません。地震の震源が想定より陸地に近かったり、想定を超える津波が来襲するなど、条件が異なる場合には、ここで示した時間より早く津波が来襲したり、遡上高が高くなったり、浸水域以外でも浸水する可能性があります。
  • 津波シミュレーションは、メッシュサイズを10mメッシュで実施しているため、堤防などにある狭い開口部や小さな河川や水路などの詳細な微地形は反映されないなど、必ずしも現況地形と一致するものではありません。そのため、浸水しないと予測された地域であっても、実際には浸水する可能性もあります。また、浸水域や浸水深等は、地面の凹凸や構造物の影響等により、浸水域外でも浸水が発生したり、局所的に浸水深がさらに大きくなったりする場合があります。
  • この津波浸水想定では、津波による河川内や湖沼内の水位変化を図示していませんが、津波の遡上等により、実際には水位が変化することがあります。
  • 浸水域や浸水深は、津波の第一波ではなく、第二波以降に最大となる場所もあります。
  • 「津波浸水想定」の浸水域や浸水深等は、避難を中心とした津波防災地域づくりを進めるためのものであり、津波による災害や被害の発生範囲を示すものではないことにご注意ください。

4.津波浸水想定図

全体図

図郭配置図

沖縄本島沿岸域 市町村別図

宮古・八重山諸島沿岸域 市町村別図

※ 「詳細地区別図」は次のリンクをご確認ください。

関連リンク

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このページに関するお問い合わせ

沖縄県 土木建築部 海岸防災課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟11階(北側)
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