福岡県におけるランピースキン病発生に伴う防疫対策の徹底

ページ番号1031786  更新日 2024年11月19日

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2024年11月6日、福岡県の乳用牛飼養農場において、国内では初めてとなるランピースキン病(以下、本病)の発生が確認されました。本病については、発症した牛の早期発見、隔離、移動の自粛、ワクチン接種等の総合的な防疫対策によって、発生及び感染拡大を効率的かつ効果的に防止する必要があります。

つきましては、下記について徹底いただくようよろしくお願いいたします。

1 飼養牛を定期的に観察し、全身の皮膚の結節や水腫、発熱、乳量低下等の症状がみられた場合、当該牛を速やかに隔離し、獣医師又は家畜保健衛生所に連絡すること。

2 感染牛の移動により拡大するおそれがあることから、出荷等により農場外へ移動させる場合、健康状態を確認すること。

3 蚊、サシバエ、ヌカカ等による機械的伝播により感染するとされていることから、平時から害虫防除のため殺虫剤散布等の措置を講ずること。

4 飼養器具等を介し感染するおそれがあることから、他の畜産関係施設等で使用した飼養器具等は、原則として農場内に持ち込まないこと。やむを得ず持ち込む場合は、洗浄、消毒等の措置を講ずること。

5 血液を介し感染が成立する報告もあるため、注射針、人工授精用器具等の体液(生乳を除く)が付着する物品を使用する際は、1頭ごとに交換又は消毒を実施すること。

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