都市計画 概要
都市計画は、都市の成長、発展を適正に誘導していくために、総合的な土地利用計画を策定し、開発を規制したり、都市計画事業を実施している。
八重山地域における都市計画法適用市町村は石垣市であり、昭和31年からその適用を受けている。石垣都市計画区域は、石垣島全域23,536haを区域とし、約591haの用途地域を策定している。その他、都市施設として、道路、公園・緑地、下水道、ごみ焼却場を決定し、市街地開発事業として土地区画整理区域を定めている。
道路
石垣都市計画区域の都市計画道路は、33路線、41.52kmであり、改良済延長29.49km、改良率71%である。真栄里新川線(国道390号及び県道石垣港伊原間線)の整備が平成21年度までに完了しており、桃林寺前の琉球庭園(ポケットパーク)においては、歴史的景観に配慮して施工を行い、平成12年度沖縄都市緑化コンクールにおいて、沖縄総合事務局長賞を受賞した。
都市公園
石垣都市計画区域の都市公園は、25箇所、490.86haが決定され、10箇所、237.32haが供用開始されている。一人あたり都市公園面積は、50.49平方メートルである。
県営バンナ公園概要
バンナ公園が位置するバンナ岳は、石垣市街地の北方約4kmにあって、南北に概ね標高230mの稜線をもった、およそ400haにわたる森林丘陵地帯である。本公園は、石垣島観光を充実させると同時に、市民を対象とした陸域リクリエーション効果と、自然教育効果を発揮する機能を有している。また、亜熱帯の特色ある自然植生を保全するため、積極的に熱帯の花木を植栽するなど、自然環境をできる限り保存・維持管理することで、日本最南端の花と緑があふれる都市公園となっている。
- 公園の種別
広域公園 - 公園の規模
計画面積292.1ha(※隣接して生活環境保全林区域107haがあり、399.1haの森林丘陵地帯をなす。) - 供用開始面積
208.54ha - 全体事業費
約176.7億円 - 主要な施設
自然観察広場、バンナスカイライン(エメラルドの海を見る展望台、渡り鳥観察所)、森林散策広場(聖紫花の橋、蝶園)、ふれあい子供広場
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