沖縄の高校中退者等に係る人材育成事業 支援手法とりまとめ
沖縄県では、令和2年4月から令和5年3月までの3年間、学ぶ機会と繋がっていない、又は、可能性を広げる機会を必要としている若年者に対して、居場所や企業等と連携し、キャリア形成支援を実施しました。その支援手法を取りまとめましたので掲載します。
市町村における子どもの居場所や拠点型子どもの居場所、若年妊産婦の居場所の運営にあたり、ご活用ください。
1.事業の目的
高校中退者等の困難を抱えている者に対して、居場所や企業等と連携し、キャリア形成支援を実施し、社会で自立できる人材へ育てるとともに、その支援手法を取りまとめ、地域において関係者がこれらのノウハウを共有し繋がることで、将来的な貧困の連鎖を断つ事を目的とする。
2.実施期間
令和2年4月から令和5年3月まで
3.事業名
沖縄の高校中退者等に係る人材育成事業(若年者キャリア形成支援モデル事業)
4.対象者
高校中退者、中卒進路未決定者及び若年妊産婦等の社会生活に困難を抱える若年者(概ね15~20歳)
5.支援手法とりまとめ
本事業は、有識者や実践者で構成する支援手法検討会を設置し、効果検証や支援手法の作成を進めました。そのうち、本事業において支援した若年者の事例として10ケースについて、支援手法を取りまとめました。
- ※支援手法とりまとめ(詳細)は、以下の関連リンク(PDFファイル)を参照ください。
- ※若年者を支援するにあたり「自己決定」は重要な要素です。自立支援に向けて、「アセスメント→プランニング→モニタリング」を体系化し、本人・関係者等と協力して支援する必要があります。その際に使用するシートについては、以下の関連リンク(PDFファイル)を参照ください。
6.実施プログラム
1.基本プログラム
目的
集団活動や様々な体験を通して自己理解を深め、自己決定に基づき自己実現を成し遂げるための主体性を育む。
関係性の構築 自己理解・他者理解 チームビルディング 職業観の育成
キャリアビジョンの作成 自己実現に向けたアクション
2.就学体験プログラム
目的
就学体験を通して、選択肢が広がることで学校や居場所における学習への取り組みの意欲が高まる。
「働く」を知る「事業計画を作る」「学ぶ」を知る
3.就労体験プログラム
目的
職場体験を通して、自身の能力が明らかになり、獲得課題が明確になることで進路選択ができる。
対人技能 基本的労働習慣 職業適正
※3つの実施プログラムの詳細(シラバス)についても提供可能です。
子ども生活福祉部子ども未来政策課までご連絡ください。
関連リンク
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このページに関するお問い合わせ
沖縄県 こども未来部 こども家庭課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟3階(南側)
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