沖縄県福祉サービス第三者評価事業評価結果 幼保連携型認定こども園 天願こども園

ページ番号1022894  更新日 2024年1月11日

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基本情報

  1. 事業所名:幼保連携型認定こども園 天願こども園
  2. 経営主体:社会福祉法人みどり葉福祉会
  3. 所在地:うるま市みどり町1丁目8番2号

第三者評価結果の概要

総評

特に評価の高い点

1.児童権利条約の内容が記された「権利証」を作成し、職員に周知している。

「子どもの権利証」を園として作成、職員各自が携帯し、日常的に権利擁護についての理解を深めている。また、職員が子どもの人権・権利擁護について意識を高めた取り組みができるよう、定期的に振り返る機会を設け、教育・保育計画の立案や実践に活かす工夫を行っている。毎日の子どもの健康状態や言動に注意を払い、家庭の状況や子どもの様子、園内での気になる状況等について職員間の情報共有や周知につなげるため「リーダー会ノート」に記録して対応を協議する等、園として子どもの権利が最大限尊重できるように努めている。

2.専門職育成として実習生の指導に積極的に取り組んでいる。

実習生受け入れについて、教育・保育専門職育成の責務として位置づけたマニュアルを整備し取り組んでいる。同法人が運営している保育所を卒園した実習生も受け入れており、卒園児の継続的支援にも寄与している。実習受け入れ体制は園長・副園長の指導の下、主幹保育教諭を中心に実施している。実習期間中には、終了時間前に実習記録の記入方法や専門用語の解説等の時間を設け、1日の振り返りや疑問に答えるなど、実習生の学習環境に配慮した指導を行っている。実習指導者は、各養成校と連携し、各養成校のプログラムを把握したうえで指導を行っている。

3.詳細なアセスメントに基づいた指導計画が作成されている。

こども園では、年2回実施する保護者との面談時に保護者の要望や気になっていること等について聞き取り、これらの内容を指導計画作成に活かすようにしている。個別には児童票や健康管理票、発達経過記録票等も含めた様々な資料をもとに子どものアセスメントを行っている。支援に配慮を要する場合には、管理職によるアドバイスを受けられるような体制作りに努めている。また子どもが利用する外部機関とは定期的に情報交換を行い、アセスメントの視点を深める取り組みにつなげている。

改善を求められる点

1.目標管理に基づく人材育成が望まれる。

法人では、基本理念の達成のために「期待する職員像」として、「思いやり10か条」を明示している。文章を配布するとともに、入職時や職員会議等で読み合わせを行うことにより周知を図っている。人事については、自己評価や園長面談で確認した目標達成の進捗状況等を通し、職員の意向も踏まえたうえで決定している。今後は、職員個々が主体的なキャリア形成を行うための人事基準の明確化や「思いやり10カ条」に基づく行動チェックシートの作成や目標管理シートの活用など、職員個々の目標管理体制の構築に期待したい。

第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント

令和2年に第1回目の第3者評価を受審後、令和4年度は2回目の受審でした。
受審にあたり、評価者からの事前説明会を受けることで職員が一つになって受審に挑む目標を定めることが出来ました事に評価者の方々へ感謝申し上げます。職員一人一人が自己評価の項目を一つ一つ確認しながらの振り返りの中で、園の理念、保育、保護者支援等学びを深めることが出来たことは第3者評価を受審する機会があってこそだと思いました。
受審を通じて、現在取り入れている「職員会議ノート」は評価者からの助言を頂いたことで即、改善を図り更に内容の濃い「天願こども園保育必携」に変わり職員会議や、園内研修に活用し同じ方向に向かう職員の資質向上に繋がり貴重なものになっております。
又保護者アンケートから見えた保護者の思いに丁寧に寄り添いながら、子どもの今を大事に教育・保育に努めることを心し、又改善を求められている点は今後の課題として職員一丸となって取り組んでいきたいとおもいます。

評価結果の詳細

第三者評価機関

一般社団法人 沖縄県社会福祉士会

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このページに関するお問い合わせ

沖縄県 生活福祉部 福祉政策課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2
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