アーサ虫による虫刺されにご注意!!

ページ番号1005042  更新日 2024年1月11日

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久米島では毎年2~5月にかけて小さな虫(クロヌカカの仲間)が発生し、地元住民や観光客に虫刺され被害を起こしています。この虫は「アーサ(ヒトエグサ)が採れる時期」に海岸で発生する虫」または「アーサを採る時に刺す虫」などの理由から、地元で「アーサ虫」とも呼ばれています。

 

写真:アーサ虫付着
衣服にとまっている様子
写真:アーサ虫久米島
アーサ虫の顕微鏡(けんびきょう)写真

写真:アーサ虫ヌカカ
血を吸っている様子
写真:アーサ虫皮フ炎
刺された部位の赤くはれた様子

1.アーサ虫について知っておきたいこと

  • 外観:色は黒く、大きさは1~2mmで、飛んでいると見えない虫です。
  • 習性:メスのみが衣服や髪の中、耳の中に潜り込み、咬んで吸血を行 います。
  • 症状:咬まれた部位ははれたり、かゆくなります。
    ※症状のあらわれ方には個人差があります。
  • 発生時期:例年、2~5月に多く見られます。
  • 発生場所:海岸沿いに多く見られます。
  • 発生時間:日中によく見られ、昼から夕方に多くなります。
  • 分布: 久米島以外でもアーサ虫の仲間による被害が発生している地域があります。

2.アーサ虫の調査結果

アーサ虫の分布地域

 

イラスト:アーサ虫分布

イラスト:アーサ虫分布説明

アーサ虫の日周期

 

イラスト:アーサ虫日周期

イラスト:アーサ虫日周期説明

アーサ虫への虫よけ効果(ディート含有)

 

イラスト:アーサ虫ディート

イラスト:アーサ虫ディート説明

3.予防のポイント

1. 肌の露出を避ける

  • 長そで・長ずぼん・ぼうしを着用し、タオルなどを首にまく。
  • 潜り込んでくるため、肌と衣服の隙間ができるだけできないようにする。

イラスト:アーサ虫予防

2. 虫除けスプレー(ディート成分含有)を使用する

被害の多い首まわりやそで口付近、腹部周辺への使用が有効

  • 完全にアーサ虫を追い払えるわけではありません。
  • ご使用する際は、説明書をよく読んで使用上の注意を守ってご使用ください。

イラスト:アーサ虫虫よけ

イラスト:刺されたら病院へ

お問い合わせ先

  • 沖縄県衛生環境研究所 衛生生物班
    電話:098-987-8223
  • 久米島町役場 環境保全課
    電話:098-985-7126

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このページに関するお問い合わせ

沖縄県 保健医療介護部 衛生環境研究所
〒904-2241 沖縄県うるま市兼箇段17-1
電話:098-987-8211 ファクス:098-987-8210
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