猫の適正飼育
沖縄県では、飼い主が飼育を放棄した猫や、保護された猫の引き取りを行っていますが、新しい飼い主が見つかる可能性は極めて低く、残念ながらほとんどは殺処分となっています。また、野良猫や室内飼いされていない飼い猫による「ゴミあさり」「糞尿の害」「夜中の鳴き声」など、生活環境への被害も大きな問題となっています。
そこで、猫の殺処分がなくなること、また、人と猫が共生できる社会づくりを図ることをめざして、基本ルールとしての「沖縄県猫の適正飼育ガイドライン」を作成しました。
また、飼い主のいない猫(野良猫)について、県外では解決法の一つとして「地域猫活動」を試みているところもあります。沖縄県でも、将来的に飼い主のいない猫がいなくなるまでの「過渡期的な対応」として、地域猫活動の考え方を活用したいと考えています。
そこで、モデル地区で地域猫活動を実施する際の考え方や方法をまとめた『「飼い主のいない猫対策」マニュアル(試行版)』を作成しました。
地域猫活動とは
地域住民の合意のもとに、地域住民が主体となって「飼い主のいない猫」に不妊去勢手術を施してこれ以上増えないようにし、一代限りの命を全うするまでのその地域で衛生的に飼育管理を行うことです。
モデル地区の選定
地域猫活動に取り組みたい地域から依頼があれば「モデル地区」として選定し、不妊去勢手術などの支援を行います。
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このページに関するお問い合わせ
沖縄県 環境部 自然保護課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟4階(北側)
電話:098-866-2243 ファクス:098-866-2855
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