公共関与による産業廃棄物管理型最終処分場の施設概要
施設概要
- 施設の種類
- 産業廃棄物管理型最終処分場
- 所在地
- 沖縄県名護市安和2045-1
- 施設の規模
- 埋立容量88,008立方メートル(4分割構造)
- 埋立年数
- 15年
- 年間埋立量
- 5,867立方メートル(廃棄物5,000・覆土867)
- 施設形態
- 被覆型(屋根付き)
- 運営主体
- 沖縄県環境整備センター株式会社
受入品目
- 産業廃棄物
- 燃え殻・廃プラスチック類・紙くず・木くず・繊維くず・ゴムくず・金属くず・ガラスくず、コンクリートくず及び陶器くず・鉱さい・がれき類・ばいじん・廃石綿等・産業廃棄物の処理物(13号廃棄物)
- 一般廃棄物
- 燃え殻・廃プラスチック類・紙くず・木くず・繊維くず・ゴムくず・金属くず・ガラスくず、コンクリートくず及び陶器くず・がれき類・ばいじん・一般廃棄物の処理物(特別管理一般廃棄物であるものを除く)
建設事業費
- 国庫交付金
- 9.37億円
-
県補助金
- 25.18億円
- 合計
- 34.55億円
- (注)用地取得費用を除く
- (注)国庫交付金は廃棄物処理施設整備(課題対応型廃棄物処理施設運用支援事業)交付金を充当
安和エコパークの特徴
県内初の被覆型最終処分場
- 膜構造の屋根(被覆施設)を設置し、閉じた空間で埋め立てを行うクローズドシステムを採用しています。
- 埋立区域を閉鎖空間とすることで、騒音、振動、悪臭、粉じん等を外部に漏洩させないことで、周辺環境の負荷を低減します。
- 雨水の浸入を防ぎ、散水量を管理することで最適な環境下で廃棄物の安定化が促進されます。
- 県内の産業廃棄物最終処分場では初採用であり、台風や豪雨にも十分耐える構造となっています。
遮水構造、漏水検知システム等
- 埋立地の内側は遮水構造になっており、埋立物や廃棄物に触れた水(浸出水)が埋立地の外に出ないようになっています。廃棄物処理法で定められた構造基準を満たすとともに、加えて底版には複数の遮水材を重ねた多重遮水構造を採用します。
- 二重遮水シート構造に加えて、漏水が発生した場合でも損傷箇所の水分で膨らむ特性によって水漏れを自動的に防ぐ自己修復材(ベントナイトマット)を採用します
- 仮に漏水が起こった場合でも、二重遮水シートの間に配置した漏水検知システムの検知用電極により漏水箇所をパソコン上で検知できるよう、同システムを県内の産業廃棄物最終処分場で初めて採用しました。
浸出水処理場
- 浸出水処理施設では、中央監視システムで一括管理され、有害物質等の除去が行われます。
- 浸出水処理施設で処理後の浸出水は、名護市下水道処理場まで搬出しています。
環境学習の機会
環境学習の場として利用可能な研修室を備えています。
周辺環境モニタリング状況
法令や環境保全協定に基づき、定期的に施設の周辺環境モニタリングを実施しています。
モニタリング結果はセンターのホームページ等で公表しています。
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このページに関するお問い合わせ
沖縄県 環境部 環境整備課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟4階(北側)
電話:098-866-2231 ファクス:098-866-2235
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