台風の被害及び対策
台風の被害
沖縄県は台風の被害を受けやすい地域です。
昭和34年9月の宮古島台風、昭和41年9月の第二宮古島台風、昭和43年9月の第三宮古島台風など、宮古島地域で家屋倒壊など大きな被害を受けています。
その後、家屋などの暴風対策が強化され、人身等への被害は減少しましたが、台風来襲のたびに農業などの地域産業への被害が発生し、また観光産業等地域経済への影響は大きいものがあります。
平成15年9月10日に来襲した台風14号(マエミー)では、沖縄県の歴代4位となる最大瞬間風速74.1m/sを記録し、ガラス破損等による多くの負傷者が出たほか、多数の電柱が倒壊するなどの大きな被害が出ました。
台風対策
台風が来る前の対策
- 飛散物や猛烈な風で窓が壊れるのを防ぐため、雨戸や板などで窓の補強をしておきましょう。
- 飛散物や猛烈な風で窓ガラスが割れて怪我をしないよう、ガラスに布テープなどを貼り、カーテンやブラインドを下ろしておきましょう。
- 大雨による家屋への浸水を防ぐため、周囲の側溝や排水溝の掃除をしておきましょう。
- 風で飛ばされそうなものは、固定するか、風の影響を受けない場所に移動しましょう。
- 台風の停滞等で長期間外に出られない時や緊急避難に備えて、次のものを用意しておきましょう。
※食料品、飲料水、薬、カセットコンロ(カセットボンベ)、携帯ラジオ、懐中電灯(乾電池)、衣類、貴重品など。
※また、浴槽や大きめのバケツなどに水を貯めておき、断水時の生活用水として利用できるようにしましょう。 - お住まいの地域の避難場所を確認しておきましょう。(場所が分からない場合は、市町村に連絡して確認しておきましょう)→宮古島市(電話:0980-72-3751)、多良間村(電話:0980-79-2011)
- 農作物や船舶など、暴風の影響に備えて対策を講じておきましょう。
台風が近づいててきたら
- テレビやラジオの台風情報に注意しましょう。宮古島地方気象台ホームページをご覧ください。
- 外出しないようにしましょう。
- 被害の発生しやすい地域の方は、安全な場所に避難しましょう。
危険が迫ったら
- 危険を感じたり、消防署や市町村などから指示があった場合に備えて、すぐに避難できるように準備をしておきましょう。
- 高潮警報が出たら、海岸付近、低地地域の方は高台に避難を始めましょう。
非難の際の注意
- 必ず火の元の確認を行いましょう。
- 荷物は最小限にとどめて、背中に背負うなど、とっさの事態に対処できるようにしましょう。
- できるだけ車の使用はやめましょう。
- 隣近所にも声をかけて、一緒に避難するようにしましょう。
- 地域内に体の不自由な方や高齢の方がいる場合は、地域で協力して避難の援助をしましょう。
このページに関するお問い合わせ
沖縄県 総務部 宮古事務所
〒906-0012 沖縄県宮古島市平良西里1125
電話:0980-72-2551 ファクス:0980-73-0096
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