臓器移植
臓器移植は、病気や事故によって、臓器(心臓や肝臓など)が機能しなっくなった方に、他の健康な臓器を移植して機能を回復させる医療で、善意の臓器提供によって、はじめて成り立つ医療といえます。臓器の機能障害に対する根本的治療として、各種の臓器不全に苦しむ方々にとって大きな希望となっています。
臓器移植について詳しくは…
角膜移植・アイバンクについて詳しくは…
臓器提供の意思表示
健康保険被保険者証や運転免許証、マイナンバーカードの意思表示欄、インターネットでの意思登録、意思表示カードなどで示すことができます。
日本で臓器移植を希望する人は約14,000人、実際に移植を受けられる人は年間約400人、わずか2%程度です。
脳死後、心臓が停止した死後とも、臓器提供については、まず本人の意思が尊重され、さらに家族の承諾が必要となります。本人の意思が不明な場合は、家族が臓器提供をするかしないか決断することになります。自分の死後のことを自らの意思で決めるために、また家族が本人の意思を尊重しながら決断することができるように、生前からその意思を示しておくことが大切です。
臓器提供の意思表示を考えてもらうきっかけとして、沖縄県保健医療福祉事業団においてショートムービーを製作し公開しています。動画では、突然の事故から、初めて臓器提供の意思表示と向き合うことになる家族が描かれています。
〈インターネットによる臓器提供意思表示はこちらから〉
臓器移植普及推進月間(毎年10月)
1997年10月16日「臓器移植法」が施行されたことにより、公益社団法人日本臓器移植ネットワークでは、毎年10月16日を、家族や大切な人と「移植」のこと、「いのち」のことを話し合い、お互いの臓器提供に関する意思を確認する日「グリーンリボンデー」としています。
沖縄県は、毎年10月を臓器移植普及推進月間として、臓器移植の一層の定着・推進を図るため、街頭キャンペーンやパネル展など、関係機関と連携し、広く県民へ臓器移植に対する理解と協力をしていただくための普及啓発活動を行っています。
厚生労働省における取組
-
広報誌「厚生労働」 案内(厚生労働省)(外部リンク)
広報誌「厚生労働」10月号(移植医療に関する特集記事の掲載) -
厚生労働省YouTubeチャンネル(外部リンク)
厚生労働省YouTubeチャンネルにて普及啓発動画を公開(テーマ「移植医療によってつながるいのち」) -
青木源太・足立梨花 Sunday Collection(政府広報オンライン)(外部リンク)
政府広報ラジオ「青木源太・足立梨花Sunday Collection」令和5年10月15日(日曜日)午前7時30分~午前7時55分(25分)
キー局:エフエム東京(TOKYO FM)※全国38局ネットで放送
※放送後1年間にわたり、放送した音声のトーク部分のみを抜粋した音声配信が展開されます。 -
10月は「臓器移植普及推進月間」です(厚生労働省)(外部リンク)
「臓器移植推進国民大会」令和5年10月21日(土曜日)午後1時30分~午後4時30分
全国の取組
関連リンク
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
沖縄県 保健医療介護部 地域保健課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟3階(北側)
電話:098-866-2215 ファクス:098-866-2241
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。