麻しん・風しん
令和6年度「はしか・風しん“0”キャンペーン週間」を実施しました
沖縄県では、はしか・風しんに対する正しい知識の啓発と予防接種の勧奨を推進し、全ての子どもをはしか・風しんの脅威から守り、子どもの健やかな成長に資することを目的として、令和6年5月19日(日曜日)から5月25日(土曜日)までの期間を「はしか・風しん“0”キャンペーン週間」とし、様々な施策を実施しました。
麻しん(はしか)とは
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の感染症です。感染経路は空気感染、飛沫感染、接触感染で、非常に強い感染力があります。
潜伏期間は10~12日で、発熱や発疹がみられます。肺炎や脳炎による合併症で重症化することがあり注意が必要です。
麻しんの発生状況
国内では2015年(平成27年)3月に麻しんの排除状態にあることが認定され、海外からの輸入例と輸入例からの感染事例のみを認める状況となっています。
新型コロナウイルス感染症の世界的な流行に伴い、国内外で麻しん報告数は減少しましたが、2023年以降は海外での報告数が増加傾向にあります。
2024年は国内で輸入例を発端とした感染事例が確認されており、県内でも注意が必要です。
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沖縄県感染症情報センター
県内の麻しん発生状況については沖縄県感染症情報センターで掲載しています
麻しんの予防
麻しんは感染力が強く、空気感染もするため手洗い、マスクだけでは予防できません。最も有効な予防方法はワクチン接種になります。
現在、主に接種されているのは、麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)になります。2006年度からは1歳児と小学校入学前1年間の小児の2回の定期接種となっています。
麻しんに関するQ&A
2018年に県内で発生した外国人観光客を発端とした麻しん集団発生事例
県内では4年ぶりとなる麻しんが2018年3月20日に外国人観光客から確認され、同年6月11日に流行終息宣言に至るまでの麻しん集団発生事例を報告書としてまとめています。
麻しん関連情報
風しんとは
風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の感染症です。感染経路は飛沫感染で、強い感染力があります。
潜伏期間は14~21日で、発熱、発疹やリンパ節腫脹がみられます。稀に血小板減少性紫斑病や脳炎による合併症で重症化することがあり注意が必要です。
風しんの最大の問題は、免疫の不十分な妊娠20週頃までの妊婦が感染することで、先天異常を含む様々な症状を呈する先天性風しん症候群の子どもが生まれてくる可能性があることです。
風しんの発生状況
国内において、近年では2012~2013年および2018~2019年に全国で流行がみられましたが、2020年以降は報告数は少ない状況が続いています。
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沖縄県感染症情報センター
県内の風しん発生状況については沖縄県感染症情報センターで掲載しています
風しんの予防
風しんの最も有効な予防方法は麻しん同様にワクチン接種になります。
現在、主に接種されているのは、麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)になります。2006年度からは1歳児と小学校入学前1年間の小児の2回の定期接種となっています。
風しんの抗体検査補助事業
沖縄県では妊娠を希望する女性とその配偶者および同居人に対して、「風しん抗体検査」の費用を一部助成する事業を行っています。
風しん関連情報
内部リンク先一覧
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