ウイルス性肝炎とは

ページ番号1006394  更新日 2024年1月11日

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ウイルス性肝炎とは肝炎ウイルスを原因とする肝炎。

肝炎ウイルスには、主にA、B、C、D、E型ある。

特にB型肝炎ウイルス感染者は110~140万人、C型190~230万人と推定され、国内最大級の感染症といわれている。

B型、C型肝炎ウイルス

  • B型肝炎とは、B型肝炎ウイルスの感染によりおこる肝臓の疾患。
  • 国内の最大の感染症といわれている。
  • 主な感染経路は血液など。
  • 放置すると慢性肝炎、肝硬変、肝がんなどに進行する可能性がある。
  • 症状がほとんどないため、感染に気づきにくい。

肝臓は「沈黙の臓器」です!!

肝臓は「強い再生力」と「障害がある部分を正常な部分がカバーする予備能力」等が備わっているため、肝臓に障害があっても、ほとんど自覚症状がありません。

そのため、肝炎ウイルスの感染に気づかず、治療等をせずに放置して、気づかないうちに慢性肝炎、肝硬変や肝がんなどに進行していることもあります。

健診等で異常を指摘されたら、自覚症状があまりなくても、医療機関での精密検査をおすすめします。

感染を予防するために

現在はB型母子感染予防や献血のスクリーニングなど、感染の拡大防止対策によって出産や輸血などによる感染はきわめてまれになっています。

日常生活では以下のことに心がけましょう。

  • 他人の歯ブラシやカミソリなどは使用、共有しない。
  • 感染した人の血液や分泌物がついたものは、他の人が触れないよう、しっかり包んで捨てる。
  • けが等の手当ては、できる限り自分で行い、必要があれば医療機関を受診する。
  • 性交渉の際はコンドームを使用する。
  • 他人の血液がはいる可能性のある入れ墨はしない。
  • B型肝炎ウイルスには有効なワクチンがある。

感染が起こらないとされている代表的な行為

  • 会話
  • 会食
  • 握手
  • シャワー、入浴(明らかに出血している人がいない場合)
  • 蚊に刺される など

日常生活において、基本的な事を守っていれば感染することはほとんどありません。

その他ガイドラインはこちらから

1.保育施設に勤務される方へのガイドライン
2.高齢者施設に勤務される方へのガイドライン

イラスト:シーサー

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このページに関するお問い合わせ

沖縄県 保健医療介護部 感染症対策課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟4階(南側)
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