ウイルス性肝炎関係

ページ番号1008100  更新日 2024年1月11日

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1.肝炎治療促進事業について

沖縄県では肝炎治療について、医療費の一部を公費で支援する肝炎治療促進事業を行っています。

この事業は、B型及びC型ウイルス性肝炎に対するインターフェロン治療及び核酸アナログ製剤の医療費を助成し、肝炎患者の治療を促進することにより、将来の肝硬変や肝がんの予防、健康の保持を目的としています。

医療費の助成を受けるには、必要書類をお住いの住所を管轄する保健所へ申請する必要があります。

申請時に必要な書類

  1. 肝炎治療受給者証交付申請書
  2. 肝炎治療受給者証交付申請にかかる診断書
    (B型核酸アナログ製剤の更新申請の場合は、検査結果通知とお薬手帳の写しで代用可)
  3. 対象の方の氏名が記載された被保険者証等の写し
  4. 対象の方の世帯の全員について記載のある住民票(住民票謄本)
    ※マイナンバーの記載の無いもの、【続柄有】
  5. 対象の方と同一世帯の方全員の市町村民税課税年額(所得割)を証明する書類(課税証明書等)
  6. 肝炎治療受給者証(現在お持ちの方)
  7. その他(申請内容により、必要な書類が追加される場合もあります。)

各種様式は次のリンクからダウンロードできます。

2.重症化予防推進事業について

ウイルス性肝炎に感染すると、自覚症状がないまま進行し、慢性肝炎、肝硬変、肝がんに進行する可能性があります。
沖縄県では肝炎ウイルス陽性者(B型肝炎・C型肝炎に感染している可能性のある方)の早期発見及び早期治療につなげるため、ウイルス性肝炎患者等の重症化予防を図っております。以下の事業などを実施しています。

  1. 保健所での検査(B型肝炎、C型肝炎)
  2. 陽性者のフォローアップ・・・保健所の検査で陽性が判明した方などに対し、定期的に診療状況を確認し、必要に応じて受診勧奨を行います。
  3. 初回精密検査費用の助成 及び 定期検査費用の助成

3.ウイルス性肝炎検査・相談について

B型肝炎やC型肝炎などはウイルスが原因で起こる肝炎です。肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、自覚症状が現れにくいという特徴があります。感染に気づかずに放置していると、慢性肝炎、肝硬変、肝がんへと進行してしまう場合があります。

八重山保健所では、B型肝炎・C型肝炎の検査(完全予約制)を受けることができます。

検査項目 検査方法 結果通知 料金
B型肝炎 血液検査 当日

初回のみ無料

(2回目以降は有料)

C型肝炎 血液検査 後日(約2週間後)

初回のみ無料

(2回目以降は有料)

※保健所での肝炎無料検査は、これまで肝炎検査(保健所以外での検査も含む)を受けたことがない方が対象です。それ以外の方は、有料となります。
※検査結果は口頭での説明となり、証明書の発行はしていません。

次のような方は、肝炎検査を受けた方がよいとされています。

B型肝炎 C型肝炎
a.不特定多数の方と性的な関係を持った方
b.家族にB型肝炎の方、またはB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)がおられる方
c.長期に血液透析を受けている方
d.妊婦(第一子の妊娠時)
e.不特定の人の血液、体液に触れる機会のある方(保育施設、高齢者施設に勤務する方、警察官、消防士、救急隊員、自衛官など)
f.その他(過去に健康診断等で肝機能検査の異常を指摘されているにもかかわらず、肝炎ウイルスの検査を受けたことがない方等)
a. 平成4年(1992年)以前に輸血を受けたことがある方、大きな手術を受けたことがある方、フィブリノゲン製剤(フィブリン糊としての使用を含む)を投与されたことがある方、血液凝固因子製剤を投与されたことがある方、臓器移植を受けたことがある方
b. 長期に血液透析を受けている方
c. 薬物濫用者、入れ墨(タトゥー)をしている方
d. ボディピアスを施している方
e. その他(過去に健康診断等で肝機能検査の異常を指摘されているにもかかわらず、その後、肝炎の検査を受けていない方等)

参考:公益財団法人ウイルス肝炎研究財団

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このページに関するお問い合わせ

沖縄県 保健医療介護部 八重山保健所
〒907-0002 沖縄県石垣市字真栄里438
電話:0980-82-3240 ファクス:0980-83-0474
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。