北朝鮮による日本人拉致問題
北朝鮮による拉致問題を忘れない
国際社会を挙げて取り組むべき課題
北朝鮮当局による日本人拉致事件について、日本政府は北朝鮮に対し、すべての拉致被害者の安全確保とすみやかな帰国を要求しています。「拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律」では、拉致問題を含む北朝鮮当局による人権侵害問題は、日本にとって差し迫った重要な国民的課題であると同時に、国際社会全体で対処すべき課題とされています。一人ひとりがこの問題について関心と認識を深めていくことが大切です。
毎年12月10日から16日は北朝鮮人権侵害問題啓発週間です
北朝鮮当局による人権侵害問題に関する国民の認識を深めるとともに、国際社会と連携しつつ北朝鮮当局による人権侵害問題の実態を解明し、その抑止を図ることを目的として、平成18年6月に「拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律」が施行され、国及び地方公共団体の責務等が定められるとともに、毎年12月10日から16日までの1週間を「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」とすることとされました。
拉致の可能性が排除できない行方不明者には県関係者も含まれています
1970年頃から80年頃にかけて、北朝鮮による日本人拉致が多発しました。現在、17名が政府によって拉致被害者として認定されています。
また、警察庁が北朝鮮による拉致の可能性が排除できないとして捜査・対象としている行方不明者が全国に存在し、その中には沖縄県関係者も多数含まれています。
北朝鮮による拉致問題の一刻も早い解決を目指して
拉致問題を早期に解決するために、沖縄県では12月の北朝鮮人権侵害問題啓発週間を中心に、ポスターやチラシなどによる広報啓発やパネル展示などを行っています。
~ブルーリボン~
ブルーリボンとは、北朝鮮による拉致被害者の生存と救出を信じる意思表示として着用する青いリボンのことです。
青色は、被害者の祖国日本と北朝鮮を隔てる「日本海の青」と被害者とご家族を唯一結んでいる「青い空」をイメージしています。
拉致問題啓発舞台劇「めぐみへの誓いー奪還ー」
本公演は、国民の皆様が拉致問題への認識を深め、拉致問題の悲劇を深く理解していただく一助となるよう政府が企画したものであり、地方公共団体との共催により全国各地で実施しています。
本舞台劇は、中学一年生だった横田めぐみさんが新潟の海岸で拉致された当時から現在に至る拉致問題の経緯、めぐみさんや田口八重子さんたち拉致被害者の北朝鮮での生活を描いたものです。
令和6年度は那覇市の共催の下、下記の通り舞台劇が開催されますので、ご案内します。
記
日時:令和7年1月22日(水曜日)
場所:那覇文化芸術劇場 なはーと 大劇場(沖縄県那覇市久茂地3丁目26-27)
入場料:入場無料(事前申込制・先着順)
申込期間:令和6年11月11日(月曜日)~令和7年1月8日(水曜日)
申込先:「めぐみへの誓いー奪還ー」那覇公演事務局(詳細はチラシをご覧ください)
拉致問題を考える国民の集いin沖縄
沖縄県では、下記の日程で「拉致問題を考える国民の集いin沖縄」を内閣官房拉致問題対策本部、那覇市と共同で開催しました。
日時:平成31年3月24日(日曜日)13時30分~15時30分
場所:沖縄県青年会館大ホール(那覇市久米)
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このページに関するお問い合わせ
沖縄県 こども未来部 女性力・ダイバーシティ推進課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟3階(北側)
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