国内におけるランピースキン病の発生について
国内におけるランピースキン病の発生について
福岡県内にて国内初となるランピースキン病の発生が確認されました。
ランピースキン病は牛や水牛の病気であり届出伝染病に指定されています。本病を発症した牛の死亡率は高くありませんが、皮膚の結節や泌乳量の減少などにより生産に影響を及ぼすため、早期発見、隔離、移動の自粛等よって、発生および感染拡大を防止する必要があります。
牛を飼養されている方におかれましては、飼養衛生管理基準の遵守をお願いするとともに、毎日の健康観察を行い、本病を疑う臨床症状を観察した場合には、速やかに家畜保健衛生所へ届出るようお願いします。
※ 本病は牛の感染症であり、人には感染しません。
【対策】
〇発生の予防
◇ 飼養している牛を定期的に観察し、飼養する牛に全身の皮膚の結節や水腫、発熱、乳量の低下
等の本病を疑う症状がみられた場合には、当該牛を群から速やかに隔離し、かかりつけ獣医師
又は家畜保健衛生所に連絡すること
◇ 蚊、サシバエ、ヌカカ等の吸血昆虫による機械的伝播による感染を防ぐため、平時から害虫の
防除を行うために殺虫剤の散布その他必要な措置を講ずること
〇まん延の防止
◇ 感染した牛の移動による感染拡大を防ぐため、出荷等により農場外へ移動させる場合には、
健康状態を確認すること
◇ 本病ウイルスが付着した飼養器具等の持込みによる感染を防ぐため、他の畜産関係施設等で
使用し、又は使用したおそれがある飼養器具等は、原則として農場内に持ち込まないこと。
やむを得ず持ち込む場合は、洗浄、消毒等の必要な措置を講ずること
◇ 血液等を介して本病の感染が成立する報告もあることから、注射針、人工授精用器具等、
体液(生乳を除く)が付着する物品を使用する際は、1頭ごと交換又は消毒を実施すること
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このページに関するお問い合わせ
沖縄県 農林水産部 八重山農林水産振興センター家畜保健衛生課
〒907-0243 沖縄県石垣市宮良1-2
電話:0980-84-4111 ファクス:0980-84-4121
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