保安林改良事業

保安林改良事業の概要

事業の目的

機能が低下した保安林の機能強化を行う。

事業の内容

編柵工、排水工など簡易施設を組み合わせた植栽、本数調整伐

採択用件

1. 既往の治山工事施工地であって、森林所有者等の責に帰しえない原因のために、現況が著しく悪化し、施設目的が果たしえられない箇所及び工事施工地以外の保安林で、前記の原因のために破壊され、所期の林況に復旧せしめる必要のある箇所
2. 林床植栽が消滅し、水源かん養既納の低下した保安林であって、表土の流出により濁水を発生させ、又は濁水を発生させるおそれがあり、複層林の造成を行う必要がある箇所
3. 過密化し、表土が流出する等水土保全機能が著しく低下した保安林であって、表土の流出による崩壊もしくは土砂、流木等の流出を発生され、又は発生させるおそれがあり、次の各号の1に該当するもの
   1. 市街地又は集落（人家10戸以上）の保護
   2. 主要公共施設の保護
   3. 農地、ため池、用排水施設等の保護

複層林型保安林整備推進

過密化等により水土保全機能が低下した保安林であって、崩壊、もしくは土砂、流木等の集出を発生させ、又は発生させるおそれがあり、複層林への誘導・造成に係る一連の事業を計画的に行う必要がある箇所で、次の各号の1に該当するものとする。

1. 市街地又は集落（人家10戸以上）の保護
2. 主要公共施設の保護
3. 農地、ため池、用排水施設、漁場等の保護

工事規模

1施工箇所の事業費　年度計画　200万円以上

事業費の負担区分

国：50%　県：50％