家衛試衛生情報
高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)について
令和4年12月15日、金武町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生しました。
高病原性ウイルスが県内で確認されたのは、野鳥も含めて初めてのことです。
また、今シーズン(令和6年度)は10月に北海道で1例目が確認されて以降、7道県9事例が発生しています(令和6年11月19日現在)。これは過去最多であった令和4年度に匹敵する早いペースであり、発生予防のための取組を例年以上に強化する必要があります。
高病原性鳥インフルエンザに関する情報については、農林水産省の関連ページをご覧ください。
ランピースキン病(LD)について
令和6年11月6日、福岡県において、ランピースキン病が国内で初めて確認されました。
ランピースキン病は皮膚の結節や発熱や乳量の減少などが見られる牛の感染症です。
ランピースキン病に関する情報については、農林水産省の関連ページをご覧ください。
豚熱(CSF)について
平成30年9月岐阜県にて、国内では26年ぶりとなる豚熱の発生が確認されました。
令和2年1月に県内でも33年ぶりに豚熱の発生が確認され、同年3月までに7事例の続発がありました。
豚熱は豚やいのししへの強い伝染力が特徴です。
農場へのウイルス侵入防止のため、畜産農家の方は飼養衛生管理基準の順守をお願いします。
- 関係者以外の農場への立入を禁止
- 農場(畜舎)に出入りする際には、消毒を実施
- 飼料に生肉を含む又は含む可能性がある場合は、十分に加熱
豚熱は特徴的な症状がなく、気が付きにくい疾病です。
毎日しっかり観察し、異常を発見したら最寄りの家畜保健衛生所へ通報してください。
豚熱に関する情報については、農林水産省の関連ページをご覧ください。
アフリカ豚熱(ASF)について
アフリカ豚熱は強い伝染性と高い致死率を特徴とする豚といのししの疾病です。
国内での発生はこれまで確認されておりませんが、中国や韓国などの近隣国で発生が継続しており、侵入リスクが高い状況が続いています。
なお、アフリカ豚熱(ASF)は豚熱(CSF)とは全く別の疾病です。
アフリカ豚熱に関する情報については、農林水産省の関連ページをご覧ください。
口蹄疫(FMD)について
近隣国における直近の発生状況として、中国では2024年11月、韓国では2023年5月に発生が確認されています。
口蹄疫に関する情報については、農林水産省の関連ページをご覧ください。
家畜伝染病の予防と早期発見のために
畜産関係者の皆様方におかれましては、日ごろから飼養衛生管理基準の順守に努めてくださいますようお願いします。
家畜伝染病が疑われる症状が見られた際は、直ちに最寄りの家畜保健衛生所へ通報してください。
緊急連絡先
- 北部家畜保健衛生所:098-052-2939
- 中央家畜保健衛生所:098-945-2297
- 宮古家畜保健衛生所:098-072-3321
- 八重山家畜保健衛生所:098-084-4111
このページに関するお問い合わせ
沖縄県 農林水産部 家畜衛生試験場
〒904-2241 沖縄県うるま市兼箇段3番地1
電話:098-979-0260 ファクス:098-973-1977
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