首里城破損瓦等利活用アイデア
「首里城への思いを多くの人が共有し、また思いを形として残していく」ことを目的に募集しました「首里城破損瓦等の利活用アイデア」につきまして、下記の取組が認定されました。(募集概要は次のリンクをご覧ください。)
利活用者氏名 | アイデア名称 | 内容 | |
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1 | 筒井 由起 |
世界遺産首里城復興プロジェクト 「100人をつなぐ展」首里城の瓦の再生 |
破損瓦で100人の作家に作品を制作してもらい、全国の沖縄料理店や雑貨店など100店舗に展示することで首里城の復興を願いながら、つながりを通して沖縄観光を盛り上げる。 |
2 | 山内 昌也 | 舞台『Una-』(御庭)HPCと首里城破損瓦による舞台空間の創造 |
HPC(ハイブリットプレストレストコンクリート)に破損瓦を配合した琉球伝統芸能空間「Una-」(御庭)を製作する。 様々な場所で「首里城御庭(うなー)の空間再現」を行い、琉球古典音楽によるアートパフォーマンスで"上質なうとぅいむち(おもてなし)"を再現する。 |
3 | 株式会社沖縄県物産公社 島尻 学 |
わしたコラボ 首里城の過去と未来を繋ぐ復興支援プロジェクト |
青い空と風情ある赤瓦は、南国沖縄のイメージそのものである。 県外開催の物産展等において首里城関連展示コーナーを設け破損瓦を展示する。 先人から受け継がれる沖縄の技と心を伝え、「沖縄ファン」の憧れでもある首里城の一日も早い復元・復興に寄与する。 |
4 | 琉球大学 平良 渉 |
首里城破損瓦の学術的調査と保存活用 |
琉球大学旧首里キャンパスで出土した14~18世紀の首里城の瓦と平成の瓦(破損瓦)を科学的に分析する。 沖縄における瓦づくりの伝統技術や素材の変遷について学術的調査を実施し、地域の研究や教育等に活用する。 |
5 | レキオデュモンド株式会社 石嶺 寿子 |
首里城と沖縄を身近に感じてもらおうプロジェクト |
首里城に関するまとめサイトを制作し、破損瓦を小さく砕いて包んだ袋にサイトへつながるQRコードを貼り付けて配布する。 多くの人にアクセスしてもらうことで、復興への思いや願いを持ち続けてもらう。 |
6 | 学びアトリエわりたまご | つくも神を作ろう! |
破損瓦をカケラとして捉え、熱い思いの込められたカケラに宿る、つくも神を表現するワークショップを行う。 作品の展示を通して、参加者だけでなく、展示を見た多くの人と作品に込められた願いを共有する。 |
7 | 沖縄県琉球赤瓦漆喰施工協同組合 代表理事 田端 忠 | 漆喰シーサーに挑戦!! |
漆喰シーサー制作のワークショップを開催し、シーサーや赤瓦の歴史だけではなく、首里城の建築技法や職人の技について学ぶ。 沖縄文化の素晴らしさ、伝統技術に触れる場を提供すると同時に次世代への技術の継承、発展へと繋げる。 |
8 | 壺屋おやじの会 | リメンバー首里城大作戦 IN 壺屋小 |
首里城の記憶をいつまでも残し続けられるように、壺屋小学校の子どもたち、先生、保護者と共同で、学校内に赤瓦を重ねた花壇を制作する。 植えた花を子どもたちが日々の手入れを行う事で、首里城に思いを馳せる機会としたい。 赤瓦には記名・メッセージを書き、愛着も残し続けたい。 |
9 | 拓南商事株式会社 | 赤瓦ディフューザー |
首里城を連想するインテリアとして赤瓦ディフューザーを製作する。 香りによるリラックス効果を期待し、お客様窓口や事務所内で活用する。 |
10 | 拓南商事株式会社 | 首里瓦風鈴 | 破損瓦を使って風鈴を作成し、夏場の暑さを精神的に軽減し、「音」でも首里城を思い起こさせる。 |
11 | 拓南商事株式会社 | 防災啓発シーサー |
首里城破損瓦を活用したシーサーを設置し首里城を思い起こさせたい。 防災意識を高める役割として活用する。 |
12 | 拓南商事株式会社 | 赤瓦スクラッチアート体験 | 工場見学会のイベント等でスクラッチアートを体験してもらい、楽しみながら首里城を思い起こさせる。 |
13 | 拓南商事株式会社 | 赤瓦を利用した休憩所 | 赤瓦と拓南グループの製品を用いた休憩所を社内に整備し、首里城の再建を思い起こさせる。 |
14 | 株式会社沖縄ウィメンズスポーツクラブ岩井 香寿美 | 全保連琉球デイゴス選手と一緒にシーサーロード作りin中城 |
全保連琉球デイゴスの選手と中城村の子どもたちで首里城破損瓦を使ったシーサー作りを行う。 できあがった作品を吉の浦公園等に展示し、シーサーロードとして多くの人に首里城を思い起こす機会を提供する。 シーサー作りを通して歴史遺産を後世に受け継ぐ大切さを感じてもらいたい。 |
15 | まぶいぐみ瓦シーサーづくりプロジェクト実行委員会 | まぶいぐみ瓦シーサーづくりプロジェクト |
県内各地の公民館等でマブイ(魂)を込めた漆喰シーサーづくりのワークショップを行い、首里城復興に向けた機運の醸成や、再興に繋げる。 製作後、みんなのマブイが込められたシーサーは公民館等に配置し、首里城への思いをみんなで共有する。 |
16 | 株式会社時設計 沖縄営業所 西田 勝紀 |
首里城『たんぽぽの瓦』プロジェクト |
破損瓦をできるだけ多くの保育園児達に届けることをきっかけとし、その活用状況等を映像化し、SNS等でたんぽぽの種のように広める。 首里城再建後も子どもたちの記憶として残り、大きくなっても郷土への愛着・アイデンティティを持ってもらえるような取組とする。 |
17 | 社会福祉法人 大竹福祉会 理事長 高江洲和男 |
首里城の瓦塀 |
保育園の塀等に約30cm角の瓦をミンサー柄に貼り「いつの世までも末永く」の思いを込め、琉球王朝、首里城、ウチナーンチュの歴史を学べるオブシェとしたい。 製作を園児や保護者で行う事で、その思いを広げていく。 |
18 | 沖縄県職業能力開発協会 | 「ものづくり体験イベント」 | 地域住民や小中学生に、ものづくりの魅力を伝えるために実施する「ものづくりイベント」や「ものづくり体験学習」で使用する材料に首里城破損瓦を利活用して首里城への思いを形として残していく。 |
19 | 沖縄県職業能力開発協会 | 「ものづくり体験学習」 | 地域住民や小中学生に、ものづくりの魅力を伝えるために実施する「ものづくりイベント」や「ものづくり体験学習」で使用する材料に首里城破損瓦を利活用して首里城への思いを形として残していく。 |
7月29日~7月31日まで「首里城破損瓦利活用アイデア展」を開催しました。
7月31日(金曜日)に首里城破損瓦等利活用アイデア認定証交付式を開催しました。
アイデアの取り組み状況については、今後、HP等にて紹介していく予定です。
首里城破損瓦等利活用アイデア募集 ※募集は締め切りました
沖縄県、国営沖縄記念公園事務所、沖縄美ら島財団では、首里城火災で発生した破損瓦等の利活用アイデアを募集します。
アイデアが採用された方には破損瓦等を提供しますので、様々なイベントや活動をとおして、首里城への思いを多くの方と共有していただきたいと思います。
1.スケジュール
- 申し込み:令和2年4月1日~5月29日
- 現地見学:※当面の間、延期いたします。
(瓦の状態や保管状況等につきましては、下記の画像を参照ください) - 審査:令和2年5月中旬及び6月中旬
- 審査結果の通知:令和2年5月下旬及び6月下旬
- 破損瓦等の提供:令和2年6月上旬~7月末
- アイデアの実施:令和2年6月上旬~12月末
- 実施後の報告:令和2年6月上旬~令和3年1月末
※今後、2次募集を行う予定です。首里城への思いを共有する皆様ならではの活用をご検討ください!
2.提供物件の概要
- 瓦(大、平):30センチメートル程度。2.と合わせてトン袋で106袋(1袋あたり約750枚)
- 瓦(大、丸):30センチメートル程度。1.と合わせてトン袋で106袋(1袋あたり約450枚)
- 瓦(中):15センチメートル前後。トン袋で526袋
- 瓦(小):5センチメートル前後。トン袋で180袋
- 石材:30センチメートル前後
- コンクリート:20センチメートル前後
瓦の状態・保管状況(抜粋)
中城御殿跡(保管場所)
瓦重さ(参考写真)
「首里城火災の記憶として、個人的に瓦片を少量欲しい。」などの要望に対しては、令和2年度中に改めて別のイベント等で配布する予定です。
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このページに関するお問い合わせ
沖縄県 土木建築部 首里城復興課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟10階(北側)
電話:098-943-0140 ファクス:098-862-3825
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