第64回下水道の日イベント「沖縄県下水道クイズ2024」<解答と解説>
解答・解説(初級)
1 沖縄県の下水道キャラクターであるこのキャラクターの名前は次のうちどれでしょう?
- うみかじ君
- なみかじ君
- みじかり君
正解 3
みじかり君 は、お友達 のマンホーくんやルーちゃん達 とともに、沖縄県 の下水道 のPRをしてくれています。
2 沖縄県下水道事務所のキャラクター「げすいどうはかせ」の好きな食べ物は次のうちどれでしょう?
1.脱水クッキー
2.脱水ケーキ
3.脱水チップス
正解 2
げすいどうはかせは、下水道事務所キャラクターです。
脱水ケーキとは、汚泥を脱水した半固形物のことです。
3 下水道は、何を流すためのものでしょう?適当ではないものをえらんでください。
- うんち、おしっこを流す
- 雨水を流す
- なんでも流してよい
正解 3
下水道には、家からでる生活排水(台所、風呂場、トイレ)を流す汚水管や、雨水を流す雨水管があります。なんでも流してよいわけではありません。
4 浄化センターの役割は、次のうちどれでしょう?
- 水道の水をつくる
- 汚れた水をきれいにする
- ゴミをきれいにする
正解 2
浄化センターは、汚水をきれいにすることで、川や海を守っています。
5 浄化センターで汚水をキレイにしている生き物は、次のうちどれでしょう?
- 微生物
- 貝
- 魚
正解 1
反応タンクに微生物の固まりと空気を入れて、微生物に汚れを食べてもらい、汚水をキレイにします。
6 下水処理で発生した資源やエネルギーを利用して、農作物を作る取り組みをなんと言うでしょう?
- ビストロ下水道
- ベジタブル下水道
- フレッシュ下水道
正解 1
下水汚泥には、微生物や栄養源がたくさん含まれており、肥料にすると植物の成長をサポートします。
7 マンホールカードの入手方法として、正しいものはどれでしょう?
- 配布場所へ訪れると、1人1枚無料でもらえる
- 配布場所へ訪れると、1人で何枚ももらえる
- 配布場所へ訪れずとも、郵送してもらえる
正解 1
マンホールカードの配布枚数は1人1枚と決められており、配布場所に訪れると入手することができます。
8 沖縄県内で配布されているマンホールカードは全部で何種類でしょう?(令和6年7月現在)
- 4種類
- 10種類
- 14種類
正解 3
県内で配布されているのは、沖縄県2種類、那覇市2種類、沖縄市1種類、中城村1種類、北谷町2種類、名護市3種類、宜野湾市2種類、宜野座村1種類の計14種類です。(令和6年7月現在)
9 令和2年度に行われたマンホールデザインコンテストで、最優秀賞を受賞したマンホールデザインに描かれていない建築物はどれでしょう?
- 首里城正殿
- 守礼門
- 識名園
正解 3
このデザインのマンホールは那覇市のパレットくもじ前に設置され、そのデザインは沖縄県の県章を中心に上部には首里城正殿、下部には守礼門、左右にはハイビスカスの花が配置されています。
10 問9のデザインマンホールはどこに設置されているでしょう?
- パレットくもじ前
- 県民広場
- 首里城公園
正解 1
首里城マンホールの製作過程や設置の様子は下記HPよりご覧いただけます。
問題(中級)
1 沖縄県の波模様マンホールは、あるイベントのマークを基に考案されましたが、そのイベントとは次のうちどれでしょう?
- 八重山の海びらき
- 那覇ハーリー
- 沖縄国際海洋博覧会
正解 3
沖縄県のデザインマンホールは、1975年に開催された沖縄国際海洋博覧会のマークを基に考案されています。中央の沖縄県章を囲むように波模様が描かれています。
2 沖縄県内で公共下水道事業を実施している市町村数は次のうちどれでしょう?(令和5年4月時点)
- 20市町村
- 25市町村
- 30市町村
正解 2
市町村の公共下水道事業は、昭和39年度にコザ市(現沖縄市)、昭和40年度に那覇市が事業着手したのを皮切りに、その後も次々と各市町村が事業に着手し、令和5年4月現在、11市8町6村の25市町村で事業を実施しています。
3 1日あたりの汚水の浄化処理能力がもっとも高い浄化センターは、次のうちどれでしょう?(令和4年度末時点)
- 具志川浄化センター
- 那覇浄化センター
- 宜野湾浄化センター
正解 3
具志川浄化 センターは、2 市・1 村 を管理 し、36.7千m3の処理能力 です。
那覇浄化 センターは、3 市・1 町 を管理 し、134千m3の処理能力 です。
宜野湾浄化 センターは、3 市・2 町・2 村 を管理 し、145千m3の処理能力 です。
4 那覇浄化センターでは処理場全体の消費電力のおよそ何パーセントを消化ガス発電でまかなっているでしょう?(令和4年度時点)
- 5%
- 15%
- 35%
正解 3
全消費電力の34.9%を消化ガスによる発電でまかなっています(令和4年度時点)
5 沖縄県内の下水処理施設で生じた下水汚泥は、どのように有効利用されているでしょう?
- 堆肥として農地で利用している
- セメントの原料として建築に利用している
- 燃料として発電に利用している
正解 1
沖縄県内で発生した下水汚泥のほとんどはコンポスト化(堆肥化)され、緑農地に利用されています。県外では、燃料、セメントの原料としても利用されています。
6 那覇浄化センターでは、下水を海に流せるように綺麗に処理し、その水の一部にさらに高度処理を加えて、トイレ洗浄用水などとして公共施設や商業施設などへ供給しています。この事業の名称は次のうちどれでしょう?
- 再生水利用下水道事業
- 再生汚泥利用下水道事業
- 再生下水利用下水道事業
正解 1
処理水の一部を高度処理し、新しい水資源としてトイレ洗浄用水や散水用水などの雑用水として、有効に利用する事業を沖縄県と那覇市が共同で実施しています。
7 問6の事業で処理した水をトイレ洗浄用水や散水用水として利用している施設は、次のうちどれでしょう?
- 首里城公園
- 沖縄県立博物館・美術館
- 沖縄空手会館
正解 2
那覇浄化センターで処理された下水処理水の一部は高度処理を行った後、那覇新都心地区や県庁周辺地区、那覇空港地区へ供給され、新しい水資源として活用されています。
8 下水処理場では、下水を処理する過程でケーキができます。このケーキとは次のうちどれのことでしょう?
- 初沈濃縮汚泥
- 消化汚泥
- 脱水汚泥
正解 3
初沈濃縮汚泥は、最初沈殿池から引き抜いた汚泥を濃縮した汚泥です。
消化汚泥は、消化タンクで嫌気消化した後の汚泥です。
脱水汚泥は、消化汚泥を脱水機で脱水した汚泥のことで脱水ケーキと呼ばれています。
9 浄化センターの汚泥消化タンク内で発生する消化ガスは、発電などに有効利用されていますが、その主成分はどれでしょう?
- 酸素
- メタン
- 水素
正解 2
消化ガスの主成分はメタンガスです。ガス発電により場内の電力量を賄ったり、消化ガス自体を売却する再生可能エネルギー発電事業(FIT事業)を行っています。
10 災害時には断水や下水配管の損傷により家庭のトイレ(水洗トイレ)が使えなくなることがあります。災害時に備えが必要とされているトイレの備蓄は、1人あたり何回分でしょう?
- 7回分
- 35回分
- 100回分
正解 2
災害などのもしもの時に備えて携帯トイレ、簡易トイレといった災害時用トイレを備蓄しましょう。
1人あたり35回分(5回×7日分)の災害時トイレの備蓄が必要とされています。
災害発生に備えて準備をしましょう。
参考
クイズ作成時に参考にした資料です。ぜひ、ご活用ください。
- 下水道クイズ2024ヒント資料 (PDF 4.7MB)
- 沖縄県内のマンホールカード一覧 (PDF 911.7KB)
- 下水道のあらまし1 (PDF 3.5MB)
- 下水道のあらまし2 (PDF 4.4MB)
- 首里城マンホール
- 沖縄県流域マンホールカード
- 沖縄県流域下水道維持管理年報令和4年度
- トイレ備蓄 忘れていませんか(経済産業省)(外部リンク)
- 下水道の教育素材(日本下水道協会)(外部リンク)
- マンホールカード(下水道広報プラットホーム)(外部リンク)
関連リンク
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このページに関するお問い合わせ
沖縄県 土木建築部 下水道課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟11階(南側)
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