中城湾港(西原与那原地区)

ページ番号1013161  更新日 2024年1月15日

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概要

西原与那原地区を活性化するため、沖縄県、西原町、与那原町が協同で海辺のアメニティー豊かなまちづくりを推進することを目的としています。

経緯

  • 昭和60年(1985)
    8月
    中城湾港の与那原町地先を中心とした海域が小規模静穏海域整備事業の候補地となる。
    10月
    小規模静穏海域整備事業を名称変更してマリンタウンプロジェクトとする。
    西原町、与那原町、佐敷町の開発可能性構想を作成する。
  • 昭和61年(1986)
    1月
    国、県、3町共同でマリンタウンプロジェクト構想調査を進めることを確認し、プレス発表する。
    4月
    対象海域を知念村地先まで拡大する。
    11月
    マリンタウンプロジェクト構想調査をはじめる
  • 昭和63年(1988)
    11月
    港湾計画調査はじめる。
  • 平成元年(1989)
    6月
    マリンタウンプロジェクトを推進するため住民大会が開催される。
    11月
    県の主要施設、事業連絡調整会議に提案し、承認される。
  • 平成2年(1990)
    6月
    沖縄県地方港湾審議会において計画が承認される。
    8月
    港湾審議会132回計画部会において計画が承認される。
  • 平成3年(1991)
    4月
    沖縄県土木建設部港湾課に、中城湾港マリンタウン開発班を設置。
  • 平成6年(1994)
    3月
    港湾計画の軽易な変更(出島方式に変更)。
  • 平成7年(1995)
    5月
    西原与那原地区の漁業権者の埋立同意を得る。
  • 平成8年(1996)
    1月
    西原与那原地区の公有水面埋立の許可及び免許交付。
    4月
    中城湾港マリンタウン建設事務所開所。
    5月
    西原与那原地区の埋立工事着工。
  • 平成9年(1997)
    4月
    与那原船だまりの防波堤着工。
    4月
    西原船だまりの一部完成。
  • 平成11年(1999)
    1月
    下水処理施設(西原浄化センター)用地の竣功(8.2ha)
    5月
    住宅用地2、ふ頭用地1等の竣功(44.5ha)。
    12月
    与那原町への住宅用地他1部売却(15.1ha)。
  • 平成12年(2000)
    3月
    与那原町への住宅用地他1部売却(1.4ha)。
    3月
    港湾計画の軽易な変更(土地造成及び土地利用計画の変更)。
    3月
    西原町への公園用地売却(5.1ha)。
  • 平成13年(2001)
    3月
    西原町への工業用地売却(6.4ha)及び住宅用地他1部売却(3.1ha)。
    11月
    西原町工業団地地分譲開始(16筆)。
  • 平成14年(2002)
    7月
    西原浄化センター通水式。
    12月
    与那原町住宅用地分譲開始(259筆)、商業用地分譲開始(39筆)。
  • 平成15年(2003)
    5月
    西原町住宅用地分譲開始(89筆)。
  • 平成17年(2005)
    8月
    臨港道路及び県道糸満与那原線一部供用開始。
  • 平成18年(2006)
    4月
    与那原住宅用地2期分譲開始(130筆)、商業用地分譲開始(2筆)。
    4月
    国道329号(与那原バイパス)一部供用開始。
    4月
    中城湾港建設事務所と組織統合。
  • 平成19年(2007)
    4月
    西原マリンパーク開園(12.3ha)

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整備概要

事業区分 進捗率 主要施設整備状況
補助事業 93.4%

臨港道路

  • 西原与那原1号線2,715m(平成17年一部供用開始)
  • 西原与那原2号線319m(平成17年全面供用開始)
  • 西原与那原3号線217年m(平成17年全面供用開始)
  • マリーナ線251m(平成16年着手)
  • マリーナ2号線355m(平成16年着手)

西原船だまり(平成10年完成)

  • 防波堤(外)200m
  • 防波堤(内)50m
  • 物揚場(-3.0m)140m
  • 船揚場60m
  • 航路(-3.0m)幅20m
  • 泊地(-1.5m,-2.5m)50ha
  • 埠頭用地2.6ha

与那原船だまり(平成10年完成)

  • 防波堤(南)(外)450m(平成15年完成)
  • 防波堤(南)(外)80m(平成18年完成)
  • 物揚場(1.)(-3.0m)90m(平成20年完成予定)
  • 物揚場(2.)(-3.0m)60m(平成15年完成)
  • 物揚場(3.)(-3.0m)60m(平成13年完成)
  • 物揚場(4.)(-3.0m)320m(平成20年完成予定)
  • 船揚場50m(平成14年完成)
  • 埠頭用地3.4ha(平成13年着手)
補助事業 74.0%

海浜緑地

  • 緑地(1.)1.8ha(平成15年完成)
  • 緑地(2.)補助7.8ha単独4.5ha12.3ha(平成18年完成)
  • 緑地(3.)3.8ha(平成22年完成予定)
単独事業 100.0%  
単独事業 31.4% マリーナ
単独事業 97.8% 交流拠点用地19.2ha(平成18年完成)
商業施設用地
ホテル用地
コンドミニアム用地
展示施設用地
都市再開発土地6.5ha(平成9年完成)
商業施設用地
都市機能用地53.2ha(平成15年完成)
下水道処理施設用地
住宅用地
小学校用地
中学校用地
バスセンター用地
業務施設用地
レクリエーション施設用地9.0ha(平成15年完成)
マリーナ住宅
その他緑地12.3ha(平成15年完成)
野球広場用地(東崎公園)
水辺広場用地(東崎都市緑地)
多目的広場用地
合計 87.7%  

変遷

写真:中城湾港1
平成8年4月

写真:中城湾港2
平成16年4月

写真:中城湾港3
平成10年11月

写真:中城湾港4
平成17年7月

写真:中城湾港5
平成12年11月

写真:中城湾港6
平成19年1月

写真:中城湾港7
平成14年2月

写真:中城湾港8
完成予想図

工事概要

港湾改修事業(臨港道路、西原・与那原船だまり等の整備)

臨港道路の整備

写真:臨港道路1
臨港道路1号線

写真:臨港道路2
臨港道路2号線

写真:臨港道路3
臨港道路3号線

写真:船だまり
西原船だまり

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港湾計画の概要

基本方針

  1. 周辺住民等の海洋性レクリエーション需要の増大に対処するため、マリーナを中心とした海洋性レクリエーション基地の形成を図る。
  2. 離島フェリー及び不定期旅客船の利用に対処するため、フェリー及び旅客船ふ頭を整備する。
  3. 漁船及び遊漁船の係留施設不足を解消するとともに、港内の安全性の向上を図るため小型船だまりを整備する。
  4. 背後地域における住宅用地等の需要に対処するため、都市機能用地を確保する。
(1)旅客ふ頭計画
対象船舶 施設計画
小型船
(不定期旅客船)
物揚場(-3m)60m
ふ頭用地0.9ha
(2)小型船だまり計画
施設名 規模 内容
西原
船だまり
漁船
48隻
泊地(-2.5m)面積1.4ha
泊地(-1.5m)面積0.4ha
航路(-3)幅員20m
防波堤延長250m
物揚場(-2.5)延長140m
船揚場延長60m
ふ頭用地面積2.6ha
与那原
船だまり
遊漁船
90隻
防波堤延長530m
物揚場(-3)延長470m
船揚場延長50m
ふ頭用地面積2.5ha
(3)マリーナ計画(マリーナ収容隻数505隻)
施設 規模 内容
係留施設 小型桟橋8基
船揚場30m
くし形桟橋4基
ふ頭用地4基
交流厚生施設 7.1ha ボートヤード、管理棟
駐車場、緑地等
(4)緑地計画
緑地名 面積(ha) 種類
海浜公園 14.1 レクリエーション施設
シンボル緑地 3.8 シンボル緑地
(5)魚釣桟橋計画
位置 桟橋数 延長
海浜緑地前面 1基 300m(幅10m)
(6)人工海浜計画
位置 規模
海浜緑地前面 600m(幅70m)

港湾緑地

写真:西原マリンパーク


中城湾港(西原与那原地区)では周辺の港湾環境整備事業の一環として3箇所の公園の整備を行っています。そのうち、西原マリンパーク、あがりティーダ公園は整備が完了し、一般に供用されています。

特に西原マリンパークでは、ビーチでの海水浴やビーチバレー、さらにナイター設備を整え、野球・サッカーが2面できる多目的広場があります。その維持管理については、西原町に管理委託を行っています。
西原マリンパーク:944-5589
あがりティーダ公園:945-4496

写真:湾港緑地1

写真:湾港緑地2

写真:あがりティーダ公園

写真:湾港緑地3

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このページに関するお問い合わせ

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