PIとは

ページ番号1012691  更新日 2024年1月11日

印刷大きな文字で印刷

PIの意義

パブリック・インボルブメント(PI)という手法は、公共事業を構想、計画、事業の立案する段階から実施にいたるまで、事業の進め方、経緯、内容等の情報を広く公開し、みなさまからの意見を聞きながら事業を進めていく仕組みです。近年では、空港整備事業のみならず、道路事業、鉄道事業をはじめ、多くの公共事業に導入されています。
これは、公共事業の透明性、客観性の確保や住民等関係者との円滑な合意形成を図っていくためには、計画の検討段階から情報公開を実施し、広く意見を求めることが重要であると考えているからです。
PIとは「市民参画」「住民参画」と訳され、事業の初期段階から広く意見を集め、事業に反映できることが特徴です。

粟国空港整備計画に関するPIの実施

わが国の空港整備事業へのPIの導入は、平成14年12月の交通政策審議会航空分科会の答申において「新規事業採択における合意形成手続きの明示」が示されたことにはじまります。
この答申を受け、国土交通省航空局では「一般空港の滑走路新設または延長事業に係る整備指針(案)」(以降、「空港整備指針(案)」という)及び「一般空港の整備計画に関するパブリック・インボルブメント・ガイドライン(案)」(以降、「PIガイドライン(案)」という)をまとめ、平成15年に公表しました。
平成21年3月現在、福岡空港や那覇空港の抜本的な処理能力の拡大方策に向けた取り組みや、伊平屋空港の新設、小笠原諸島への航空路の開設に向けた取り組みにおいて、PIが導入されています。
これらを受け、粟国空港の整備に向けた検討においても、施設計画段階からPIを導入することにしました。PI活動では、みなさまに積極的に情報を提供するとともに、幅広く意見を集めながら取り組んで行きたいと考えています。

このページに関するお問い合わせ

沖縄県 土木建築部 空港課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟11階(南側)
電話:098-866-2400 ファクス:098-869-6279
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。