金城ダムの文化財と自然環境
金城ダムと文化財
文化財との共存
金城ダムの敷地内には県指定文化財の「ヒジ川橋及び取り付け道路(石畳道)」が横断しており、これを保存するために貯水池を上池と下池の2つに分けています。また、ダムの天端標高もヒジ川橋が水没しないようヒジ川橋と同じ標高にしています。
ヒジ川橋及び取付道路
「首里城」とその別邸の「識名園」を結ぶ歴史の道で、琉球王朝時代の18世紀後期に建造されたと推定されています。これを保存したことで首里の町並みに調和した特色あるダムとなっています。
首里城を意識した石張り堤体
首里城の城壁をイメージしてダムの堤体を琉球石灰岩で石張りしています。
金城ダムの自然環境
工事で失われた森林は、積極的に植栽をしています。下池には四季を彩る花木を、上池には沖縄の在来種を植栽しています。
日本で最大の蝶であるオオゴマダラの食草を植えることで、蝶の孵化がみられます。さなぎは金色に輝いてとてもきれいです
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