県民愛唱歌うちなぁかなさうた「てぃんさぐぬ花」

ページ番号1014898  更新日 2024年7月11日

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県民愛唱歌 うちなぁかなさうた「てぃんさぐぬ花」

イラスト:イメージキャラクターかなさちゃん
イメージキャラクターかなさちゃん

県民愛唱歌~うちなぁかなさうた~として「てぃんさぐぬ花」に決定しました!

皆様からのアンケート集計結果を参考にして下記の理由で選ばれました。

  • 県民に親しみを持って永く歌い継がれている。
  • 各世代から支持されている。
  • 海外県人会でも歌われている。
  • 郷土への思いが込められた歌である。
  • 沖縄の言葉(うちなーぐち)で歌われている。
  • 歌詞の内容が深い。
  • 沖縄への誇りや愛着を感じる歌である。
  • いろいろな場面で歌われる。
  • 県民の一体感を盛りあげる歌である。

てぃんさぐぬ花 歌詞と意味

  1. てぃんさぐぬ花や 爪先(ちみさち)に染(す)みてぃ
    親(うや)ぬゆしぐとぅや 肝(ちむ)に染みり
    (1番の訳)
    ホウセンカの花は 爪先に染めて
    親の教えは 心に染めよう
  2. 天(てぃん)ぬ群(む)り星(ぶし)や 読(ゆ)みば読(ゆ)まりしが
    親(うや)ぬゆしぐとぅや 読(ゆ)みやならぬ
    (2番の訳)
    天に群がる星は 数えれば数えることもできようが
    親の教えは 数えることができない
  3. 夜(ゆる)走(は)らす船(ふに)や 子(に)ぬ方(ふぁ)星(ぶし)目当(みあ)てぃ
    我(わ)ぬ生(な)ちぇる親(うや)や 我(わ)ぬどぅ目当(みあ)てぃ
    (3番の訳)
    夜走る船は 北極星が目当て
    私を生んでくださった親は 私を目当てにしている

てぃんさぐぬ花は作者、発祥地が不明なことから、歌詞や訳、表記について正式なもの、統一されたものはありません。
掲載は、一般的に歌われている歌詞や訳の一例です。

県民アンケートの実施

イラスト:うちなぁかなさうたロゴマーク
うちなぁかさなうたロゴマーク

県民アンケートへのご協力ありがとうございました。
インターネットや県各機関、ファミリーマート、ローソン、イベント会場でアンケートを行ったところ、総数2.218件の回答が寄せられました。
また、海外県人会のご協力によりアメリカやフランスなど8ヶ国から53件の回答もありました。

県民アンケートの集計結果

トータルで最も得票を集めたのは「てぃんさぐの花」の414件で、得票率は18.7%であった。次いでビギンの「島人の宝」358件(16.1%)、「芭蕉布」237件(10.7%)と続き、この上位3曲で45.5%を占めている。

今回のアンケートであげられた曲は237曲に上り、芸能、音楽の島沖縄らしく多様な曲が推薦される結果となった。投票された曲が多く、分散したため1曲の全体に対する割合は低くなり、4位以下では一桁以下の得票率となっている。

そのような中で「てぃんさぐぬ花」は年代、性別を問わず幅広い人気を獲得している。選んだ理由としては「子供の頃から親しんでいる」や「親の子供に対する愛情を感じさせる教訓歌」となっていることなどが上げられている。また「沖縄らしくやさしいメロディも覚えやすい」とのコメントも多かった。

2番目に多かった「島人の宝」については「沖縄の良さをあらためて確認させてくれる」といった歌詞の内容を評価するコメントや、「メロディがよく、歌いやすい」とのコメントも多い。

3番目の「芭蕉布」については「落ち着いた沖縄らしいメロディ」で「沖縄の風景を思い起こさせる」といった、沖縄の情景が想起させるような曲となっていることが理由として多く回答されている。

4位以下に続くのは「涙そうそう」5.9%、「島唄」5.0%、「安里屋ユンタ」4.4%、「花」2.3%、「童神」2.2%、「おじー自慢のオリオンビール」2.2%、「ハイサイおじさん」2.0%である。昔から歌い継がれている民謡と新しい民謡、またポップス系の曲などバラエティのとんだランキングとなった。

ランキングトップテン

順位

曲名

件数

比率(%)

1位 てぃんさぐぬ花 414 18.7
2位 島人の宝 358 16.1
3位 芭蕉布 237 10.7
4位 涙そうそう 130 5.9
5位 島唄 112 5.0
6位 安里屋ユンタ 98 4.4
7位 51 2.3
8位 童神 49 2.2
9位 おじー自慢のオリオンビール 49 2.2
10位 ハイサイおじさん 45 2.0

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