泡消火剤流出事案発生後の対応

ページ番号1022967  更新日 2026年3月31日

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 令和5年6月18日(日曜日)、本庁舎行政棟に設置されている泡消火設備が誤作動を起こし、PFOS等を含む泡消火剤が地下2階駐車場に放出されました。放出された泡消火剤の一部は地下2階の湧水槽に流れ込みましたが、当該槽から公共水域への流出は確認されませんでした。

 泡消火剤が流入した槽には、雨水がほとんど流れ込まず外部への流出は生じないものと認識し、槽内の水の処分先や回収方法の検討に時間を要していたところ、同年9月12日に槽内の水位の低下が確認され、泡消火剤を含んだ水が建物外部へ流出したことが判明いたしました。当該槽には雨水がほとんど流れ込まないものと認識し、槽内の排水ポンプを停止しなかったこと、大量の雨水の流入によりポンプが作動したことが原因と考えております。

 県民のみなさまには、多大な不安を与えましたこと、ご報告が遅れましたことについて、お詫び申し上げます。

これまでの対応

 泡消火剤の流出事案を受け、泡消火剤の流入により影響を受けた2つの湧水槽に対し、庁舎外への流出防止及びPFOS等の濃度低減を図るため、これまで以下の対応を行ってまいりました。

1 令和5年度

(1) 誤放出の影響を受けた箇所(湧水槽、配管等)の高圧洗浄
(2) PFOS等が付着した水、汚泥等を法令に基づき焼却処分
(3) 再発防止のための緊急対応マニュアル等を策定
(4) 湧水槽内のコアボーリング調査

2 令和6年度

(1) コアボーリング調査結果を踏まえ、PFOS等溶出防止策のためのコーティング工事
(2) 湧水槽内に専用の浄化装置を設置し、濃度低減対策(一次浄化)

3 令和7年

(1) 泡消火設備の配管に残留するPFOS等水溶液の抜取り・処分、配管洗浄
(2) 排水のための配管の新設
(3) 地下2階駐車場内に浄化設備を設置し、更なる濃度低減対策(二次浄化)及びモニタリング
 ⇒ 二次浄化の結果、国の基準であるPFOSとPFOAの合計値である1リットルあたり50ng以下*を大幅に下回る濃度まで低減する仕組みを構築
* 公共用水域等における指針値、水道水における基準値は、ともに50ng/L(PFOS とPFOA の合計値)以下

排水の再開とモニタリング

 これまでの取組を通して、地下駐車場内でPFOS等を浄化する仕組みを構築したことから、浄化後の水の排水を再開します。
 排水再開後も引き続きモニタリングを実施し、濃度低減を確認するとともに、県民や関係者の不安、風評被害を引き起こすことがないよう、検査結果等を随時公表するなど情報の透明性に努めてまいります。

排水した水の情報(1回目)

1 排水日 :令和8年3月30日(月曜日)
2 排水量 :約4,700L
3 PFOSとPFOAの合計値:0.4ng/L未満(定量下限値未満)
 ※1 採 水 日 :令和8年3月19日(木曜日)
 ※2 採水箇所:地下2階駐車場内に設置した二次浄化水槽内(二次浄化後の水を貯留するタンク)
 ※3 PFOS、PFOAの定量下限値をそれぞれ0.2ng/Lに設定して検査したところ、いずれも0.2ng/L未満(検出不可)であった。

今後の対応

 県庁地下駐車場内の泡消火設備については、現在実施している本庁舎(行政棟)改修工事の一環として、設備一式を更新する予定です。
 また、泡消火設備を有する県関係施設も含めて、PFOS等を含まない泡消火剤への更新等に引き続き取組んでまいります。

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