新ウチナー民間大使活動内容
平成2年、「第一回世界のウチナーンチュ大会」を機に設立されたウチナー民間大使制度。
現在251名の民間大使が世界中で活躍しています。活動には様々な視点がありますが、皆さん、各自可能な範囲で沖縄伝統文化の普及に励んでいます。
以下は2013年民間大使活動内容報告から、一部例として紹介いたします。
アケオ・ウエハラ・ヨギ(ブラジル)
沖縄県人会などのコミュニティーに所属していない方々を対象に、沖縄の文化や習慣、伝統を広める活動をしています。例えば、ゴイアス州のカルダスノバスという町で開催された、「第十回Festival Okinawa do Thermas Hotel Taiyo」という沖縄フェスティバルに携わり、沖縄民謡舞踊の先生の協力を得て、フェスティバルを成功させました。サンパウロからカルダスノバスまでの距離は1000キロ以上で、日系人が少ない街ですが、多くの市民がイベントに参加しました。また、サンパウロ北部の町にある高齢者コミュニティーセンターでは、民謡の発表を奨励してきました。
久高 中山 泰子(フランス)
1月16日から2月9日迄の日本政府観光庁パリ事務所とパリ日本欧州クロッシング会社企画の「Visite Japon(日本旅行)」キャンペ-ン開会日に沖縄の陶器を紹介し、2月8日一般公開イベントで、沖縄の健康食法を世界的に推薦し、著書や講演、講習で促進している仏人の世界的著名な栄養治療学者ジャン・ポ-ル キュルテイとロ-ズフェボンンリン両博士の沖縄食法講演企画。7月4-7間のエキスポ-ジャパンで、沖縄三線演奏を企画。9月25日:パリ5区のイタリア文化センタ-で、日本文化紹介イベントを開催。東京と沖縄の3人の歌人を招いての短歌朗読会、沖縄舞踊、日本舞踊、沖縄三線演奏会を開き、沖縄の紹介とPR.11月29.30日:仏国パリ東洋ギメ美術館で、無憂華の会と宮城流美代乃会舞踊団体による琉球舞踊公演企画。
落合三郎(アメリカ、ニュージャージー州/ニューヨーク州)
2013年4月7日、ニューヨークの天理文化協会に於いて、沖縄の踊りとインドネシアの踊りを比較し鑑賞するイベントがあり、私の歌三線と篠笛奏者方の二人で、沖縄舞踊「浜千鳥節」と「南洋浜千鳥」の地謡、その他古典曲を数曲演奏させていただきました。
2013年5月19日、沖縄県人会30周年祝賀会に於いて、生徒たちと9名で「幕開け」の演奏をさせていただきました。
2013年9月28日、北島角子さんがニューヨーク日系人会で独り芝居「針突(はぢち)」を公演した際に、前座で古典音楽を一曲演奏させていただきました。
色本信夫(カナダ、トロント市)
2013年7月31日、トロント日系文化会館で、日本から来訪した「からころ」グループによる沖縄のお祭りパフォーマンス「演舞エイサー」の公演が行われました。私は、「新ウチナー民間大使」として、地元トロントの沖縄県人会の皆様と共に公演開催に協力させていただきました。
また、日本語新聞「日加タイムス」のオンライン新聞「e-nikka」の発行人として、同年8月8日号で公演の模様をリポートしました。
ルイス 高江洲 佳代子(アメリカ、ジョージア州)
3月9日:ノースカロライナ州県人会の行事で交流
4月3日:ワシントンDC沖縄会の行事で交流
7月4日~7月15日:米南東部の日本人の衆議院議員選挙事務所の管理中、投票を終えた方達に沖縄の観光冊子で沖縄をPR(場所は在アトランタ日本総領事館内)
9月21日、22日:日本祭りで沖縄をPR(OCVBの協力)
9月28日:「ハーリー・インターナショナルフエスタ」で沖縄をPR
11月1日~11月26日:成田、東京、沖縄を訪問し、アトランタ沖縄県人会との連携で沖縄の米国での存在感アップの協力依頼
1月~12月
- アトランタ沖縄県人会関係のイベントを支援
- 大人約30人と子供10人が年数回集まり食事を兼ねての会議の場所に家を提供
- 会議の配布物の用意
- 会報誌の作成と発送
- 県人会員間へ生活情報収集支援
- 県人会運営費のバザーの支援
比嘉朝儀(アメリカ、カリフォルニア州)
2002年からウチナーグチクラスを開講し、2014年現在も継続してクラスを開いており、今年で12年目になります。受講登録者は約40名余ですが、常時出席者は約20名ほどです。クラスは毎月第二金曜日に沖縄文化センターで行っております。7月29日には沖縄から比嘉バイロン・ウチナーグチ講師を迎え、ウチナーグチ懇親会を開きました。
ロス在住日系人をサポートするQuality of Life in Los Angeles(QOLA)に比嘉氏のウチナーグチクラスが取り上げられる。
玉城勝(アルゼンチン、コルドバ州)
1月13日 日本人会新年祝賀会 琉舞、琉球祭り太鼓、空手が参加
1月19日 コスキン国際民謡祭り第54回、日本の代表も毎年参加しているアルゼンチンの有名な祭りです。
2月6日 沖縄県人移住記念誌名簿追加要請を受けて協力する。
2月20日 南城市留学希望者の書類作成、身許受入れ人の紹介
4月12日 沖縄から訪問者歓迎会開催
7月26日 コルドバ日本人会会館における歓迎会にて日頃の活動を披露する。
8月12日 コルドバ州政府主催の移民祭に各国の団体と共に参加、エイサーを演舞して好評を博す。
9月1日 日本人会主催の米寿合同祝いを琉舞、太鼓、空手のグループが協力して盛大に祝い大変喜ばれる。
9月25日 コルドバ州立の中学校、「ACADEMIA JAPON」の創立50周年記念式典に参加 国際文化交流を果たす。
10月11日 沖縄連合会からの訪問者を歓待
10月20日 母の日、空手、舞踊、太鼓が大活躍
10月25日 コスキン日本文化週間に参加する
てい子 トゥーシー(アメリカ、ニューヨーク州)
ニュージャージー州にある剛柔流空手道場に通い、空手用語を日本語で教えたり、沖縄のエイサーを普及している。
エイサーはニューヨークでとても人気があり、呼びかけがあればいつでも出演できるよう日々指導と練習に励んでいる。
又、通訳や空手指導員紹介、県留学生の対応、海外通信員としても活動しており、第6回世界のウチナーンチュ大会に向けてニューヨーカーの沖縄に対する思いを高めている。
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